高校生と日本語学習者のアニメーテッドラーニング―アイデアをアニメで伝える
アニメとオノマトペで表現する「水」
12/27(火)、29日(木)、23年1/8日(日)、15日(日)
オンライン開催・参加無料
- 「水」をテーマとするアニメの制作と発表のワークショップです。
- わたしたちに不可欠な水。
- 水資源や水問題、その背景にある環境問題、産業と消費社会、国内・国際間の格差、あるいは身の回りの水(上下水道、河川湖沼、海)や自分自身の水利用など・・・持続可能な開発目標SDGs(人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標)の17の目標でもさまざまに関連しているのが「水」です。
- ※右の図をクリックすると17の目標が表示されます。
- 「水」を取り巻くことがらを考えて、課題解決のアイデアなどをアニメとオノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語など)で表現、発表するワークショップです。
- 高校生と日本語学習者のワークショップは昨年初めて実施されました。
- コロナ禍で相互交流が難しかった中、中国、日本、アイルランド在住の若者たち、ブラジル出身者など13名がオンラインで相談しながら、メッセージアニメをつくりました。
開催概要
- 開催日:
- ワークショップ1日目:12月27日(火)
- ワークショップ2日目:12月29日(木)
- ワークショップ3日目:2023年1月8日(日)
- 発表とふりかえり:2023年1月15日(日)
- 開催時間:
- 日本時間 午後5時~午後8時(GMT 午前8時~午前11時)
- 参加費:無料
- 募集人数:16名/事前申込制(もうしこみをしてください)、申し込みが多いときは抽選(ちゅうせん)します。
- 対象:
- ●高校生(日本在住者、日本語ネイティブ)
- ●外国か日本に住んでいる日本語学習者(中学生から大学生くらいまで)
- ●このほかのひとでも参加を希望するなら、事務局へメールできいてください>>
- グループでも参加できます(1グループ4名くらいで)。くわしくは事務局にメールできいてください。
- グループリーダーとして大学生も募集しています。詳しくは事務局にお問い合わせください。
- 問い合わせ先>>
- 主催:一般社団法人 アニメーテッドラーニングらぼ
- 助成:令和4年度子どもゆめ基金 子ども体験活動(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
- 協力:
- ●文化学園大学 文化・住環境学研究所
- ●アニメーテッドラーニングにわくわくしている日本語教師グループ(「AWN」)
ワークショップの目的
- ●アニメ制作で世界的課題の理解を深め、自らのアイデアを表現、発信する。
- (あにめせいさくで せかいてきかだいのりかいをふかめ、みずからのあいであをひょうげん、はっしんする)
- ●アニメとオノマトペで、ことばだけに頼らずに、多文化交流する。
- (あにめとおのまとぺで、ことばだけにたよらずに、たぶんかこうりゅうする)
- 高校生と日本語学習者のみなさんへ
- グループで話し合いながらアニメとオノマトペで「伝えたいコト」、おとなに言いたいことを表現してみませんか⁉
- ワークでは日本語だけでなく、絵やイラストやアニメとオノマトペもつかい、グループで目的を達成しましょう。
- 昨年のワークショップ参加者たちは絵や具体的なものを見せたり、目に見える話し合いをくふうしながら、すばらしいメッセージアニメを完成させました。みなさんも挑戦(トライ)してみよう!
- 4日目には発表とふりかえりをします。ワークショップ参加の前と後で「水」と持続可能な開発目標SDGsの目標について、どのように意識・考えが変わったか、なにを自分ごととしてとらえられるようになったかをふりかえります。
- 完成したアニメはアニメーテッドラーニングらぼのウェブサイト「みんなのアイデア、みんなのアニメ」で公開します。
- みなさんもインターネットなどで発信しましょう。
- なぜ、アニメの制作と発表が学びやコミュニケーションのツールになるでしょうか・・・
- アニメはわたしたちの近くにある表現で、日本を代表する文化ともいわれています。
- アニメーテッドラーニングはアニメをエンタテインメントだけではなく、アニメをつくり、発表することで学びを深められると考えています。つまり「アニメは学びとコミュニケーションのツール」です。
- なぜなら、アニメ制作には課題(対象)を理解し、伝えたいコトを深く考え、物語にするためにいろいろと計画します。また、どのようなキャラクターなのか、そのキャラクターの特徴(とくちょう)を知ってから具象化(絵に)し、動きなどの表現を考えて撮影(さつえい)しないと、見るひと(伝えたい相手)に伝わらないからです。
- アニメ制作と発表で学びを深める「アニメーテッドラーニング(Animated Learning)」について>>
- (説明はやさしい日本語や英語、日本語学習者が得意なことばでは書かれていません。ごめんなさい)
参加の条件
- 準備するもの 各自が準備してください。
- ●スマホ/タブレット/カメラ付きパソコンのいずれか1台以上
- ●インターネット接続(定額制)
- ●アニメ制作に必要な道具や材料
- ●教材のダウンロードとプリントアウト
- 日本語能力
- ワークショップは日本語(やさしい日本語)でおこないます。
- 日本語学習者は日本語でやりとりができ、日本語能力試験JLPT N4以上(N3くらいの会話力)が望ましいです。
- ※日本語学習者で、会話などができるかわからない人は事務局にきいてください>>
- アプリ ワークショップ前に、次のソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。
- ●ウェブ会議サービスZoom(無料版があります) >>Zoom
- ●チームコミュニケーションツール(アプリはあとでお知らせします)
- ●コマ撮りアプリStop Motion Studio(ストップモーションスタジオ)。AndroidとiOSは無料版でワークできます。
- 4日間参加 3日間のワークと4日目の発表とふりかえりに参加していただきます。
- 4日間すべて参加できないが、参加を希望するひとは事務局に問い合わせしてください。
- 問い合わせ先>>
ワークショップ(WS)の内容
WSのまえに | 運営チームとオンラインでインタビュー(30分くらい)をおこないます。 「水」について、自分で調べたり考えてください(考えるヒントを出します)。 |
12月27日 1日目 | 技法を学ぶ:オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語など/onomatopée、onomatopoeia)、アニメ制作のミニワークなどをします。 伝えたいコトを話し合います。 |
12月29日 2日目 | グループでプロットとアニメの設計図(ストーリーボード)をつくります。 |
1月8日 3日目 | キャラクターなどをつくり、コマ撮りと編集をします。 ※完成しないときは発表会までにグループで完成させます。 |
1月15日 4日目 | 発表とふりかえり。 ※オンライン開催のため友だちや家族も参加できます。 |
グループでもオンライン交流
- 参加者は自己紹介、予習と復習、制作物(アニメやワークシート)のアップロード、ほかの参加者との交流がおこなえます。
- ワーク日とワーク日の間にグループで活動する時に、講師は質問に答えたり、アドバイスをします。
- ※チームコミュニケーションのアプリを使います。
講師(先生)、ファシリテーター
- 講師&ファシリテーター、アニメーションの専門家
- 文化学園大学造形学部 准教授 荒井 知恵(Chie ARAI)氏
- 手描きアニメーター、イラストレーター。アニメーションプロダクションに勤務後、2002年よりフリーランス。仕事の傍ら、フリップブック(ぱらぱらマンガ)、絵本、映像等を気ままに製作、発表を続ける。フリップブックへの愛がグループ展の企画に発展。2006年より現在まで、主に東京都内にて不定期に開催。日本アニメーション協会(JAA)会員。文化学園大学勤務。
- アニメーテッドラーニング共同研究者。
- ニックネーム:のんきさん
- 講師&ファシリテーター、オノマトペ・マンガの専門家
- 京都精華大学マンガ学部 特任講師 ユー スギョン(Sookyung YOO)氏
- 1986年、韓国生まれ。韓国アニメーション高校を卒業した後、2004年渡日。京都精華大学・大学院でストーリーマンガを専攻し、2014年同大学院で芸術学博士号取得。現在は、京都精華大学マンガ学部特任講師。
- 物心ついた頃から作文や絵を描くことに興味があり、二つのことが同時に出来るマンガ家を目指すことになった。その後、マンガ研究にも目を向け、描き手、そして外国人としての視点を生かしつつマンガの視覚表現について研究している。
- ニックネーム:スーさん
- 講師&ファシリテーター、「水」と「石」にまつわる専門家
- 八千代エンジニヤリング株式会社 事業統括本部 国内事業部 地質・地盤部 プロフェッショナル・地質技術者 長谷川 怜思(Satoshi HASEGAWA)氏
- 小学校からの石好きが高じて、新潟大学・大学院にて地質学を学び、2003年に現職に就く。
- 公共性の高いインフラ整備や暮らしやすく快適なまちづくり、多様な生物が生息できる自然ゆたかな環境を保全する際、建設コンサルタントの地質技術者として、国・地方自治体・施工業者に対する技術支援や、アドバイザーとして調査・計画・設計をおこなっている。
- ニックネーム:はせさん
- 総合ファシリテーター
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 理事 浪越 徳子(Noriko NAMIKOSHI)
- 印刷会社、翻訳会社に勤務した後、経済産業省の次世代情報処理研究開発プロジェクトに従事し、2001年より一般財団法人デジタルコンテンツ協会。
- 現在は、日本のコンテンツ産業の国際展開、VR/AR/AI等コンテンツ関連技術で海外展開を目指す企業の支援プログラムなどを担当。
- 2019年2月より一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ理事。アニメーションをコミュニケーションツールとして活用することに魅力を感じて活動中。
- ニックネーム:ナミさん
- プログラムアドバイザー
- 公益財団法人国際文化フォーラム シニア・プログラム・オフィサー 長江 春子(Haruko NAGAE)氏
- 日本と中国のダブル。大学での専攻を生かし日本青年海外協力隊(JOCV)の日本語教師隊員を経験したあと、現在の勤務先において近隣諸国の初中等教育における日本語教育と日本の中高校における多様な外国語教育の推進、そして互いの言語と文化を学ぶ日本と近隣諸国の青少年の相互交流プロジェクトに長年携わる。
- 近年では、日本国内外の高校生を対象とする「芸術×多文化」オンライン交流プロジェクトや、日本国内の多様な言語的・文化的バックグラウンドを持つ高校生たちが芸術表現活動を通して多文化共生のマインドを育む「パフォーマンス合宿」の企画・運営をおこなっている。
- 2022年4月より一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 社員。
- ニックネーム:はるちゃん
- プロデューサー
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 代表理事 伊藤 裕美(Hiromi ITO)
- 外資系企業広報を経て1999年独立。アニメーション上映・配給・権利管理と共に、カナダやデンマークのパートナーと若手クリエイターの国際活動を支援。2018年にアニメーテッドラーニングらぼを設立し、アニメーションを学習とコミュニケーションのツールに活用する「アニメーテッドラーニング」の普及に取り組む。現職、オフィスアッシュ(オフィスH) 代表。
- オフィスH 誠信の交わり―HNews http://officeh.blog.jp/
- ニックネーム:ひとさん わたしの名前が「hito」と海外のひとから発音されることがあります。hito=ひと=人=people!「ひとさん」と呼んでください。
撮影、写真・映像等の使用について
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ(以下、当団体)では広報等に使用する目的で、活動中にスタッフが写真撮影をおこなうとともに、ウェブ会議サービスアプリで録画をおこないます。上記の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物(アニメとワークシート)と参加者氏名(イニシャル表記)を、報告書や刊行物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等に掲載することがあります。
- 当団体と共同研究者(上記の昼間講師と荒井講師)は共同研究の目的で、(1)の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物(アニメとワークシート)と参加者氏名(イニシャル表記)を、学会や著作物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等で発表することがあります。
- この活動は子どもゆめ基金の助成を受けており、活動の様子がわかる写真を提出することとなっております。子どもゆめ基金への報告用に提出した個人情報(写真等)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。
- くわしいことは「参加申込フォーム」を見てください。
お問い合わせとお申し込み
- お問い合わせはメールでお願いします。担当:ひとさん/伊藤(ITO)。
- メールの表題(タイトル)は「高校生と日本語学習者ワークショップ2022」としてください。質問は日本語か英語でお願いします。
- info@alljp.org
- 申し込み受付中です(もうしこみできます):
- 参加申込フォーム 日本在住で日本語ネイティブの高校生>>https://forms.gle/sF4xU16JTDsqowGL6
- 参加申込フォーム 日本語学習者(日本か外国で日本語を勉強している中学生から22歳くらいまでのひと)>>https://forms.gle/kCz3RHCB14bzzUFf9
- グループリーダーとして大学生も募集しています。詳しくは事務局にお問い合わせください。
- 日本語学習者はフォームで申し込みしてください。
- 本ワークショップの内容は予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
令和4年度子どもゆめ基金 子ども体験活動(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究による成果を基に企画運営いたします。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、弊法人の許可なくこのページのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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