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- タイトル:時をかける水
- チーム:ファンタスティック4(ファンタスティックフォー)
- メンバー:ゆうか(リーダー)、ザザ、さいさん、ノノ
- ファシリテーター:スーさん
- 担当:
- ストーリーボード:ノノ、ザザ
- 作画、コマ撮り:さいさん
- ナレーション、サウンド、編集:ゆうか
メンバーが伝えたいコト、チームの発表
- リーダーのゆうかが、ストーリーボードを基にチームで伝えたいコトを発表した。
- 過去(1800年)
- ★ 伝えたいこと
- ➢ 最初は水がきれいなので、子どもは喜びます。でも、水が汚染された後200年も経てば、不幸になり、怒ります。
- ➢ 状況がどのように悪化したかを示す + 汚染水の問題を解決しなければならない。
- ★ 困難したこと
- ○ 伝えたいことを明確にするために
- ○ 解決策は見つける
- ●伝えたいこと
- 一部の国では、水が非常に汚染されているため、深刻な病気の媒介者になっていることを示したかったのです。
- しかし、私は希望を追加したかった. 確かに、私たち全員が力を合わせれば、地球を救うことができます。
- ●困難したこと
- 水が汚染されていることを示したり、女の子と男の子とやり取りしたりするのは複雑でした。
- ひとりひとりのコメント
- ゆうか:力を合わせると地球を救うことができると思った。
- ストーリーボードやアニメーションで、水が汚染されていることを示したり、女の子と男の子が現在と昔を行き来してやり取りするのが難しかった。
- さいさん:日本語を勉強して、上手になった。
- グループで話した時に、画面を2つにわけ、過去と未来を画面を分けることになったので、対比的にしようとした。水がきれいな時代は明るい色、汚れている時代は暗い色と、自分で考えた。
- ザザ:おもしろかった。このワークショップのお陰でストップモーションをすることができた。
- ノノ:今までアニメーションをつくったことがなかった。楽しかった。
ワンページャー
- 1日目チームの話し合いで、宿題としてひとりひとりが身近な「水」、その状況や問題を1ページのプレゼンにまとめたワンページャーを発表した。
アイデアノート①、アイデアノート②
- 2日目~3日目 ひとりひとりの関心事からチームのメッセージへ。
- ワンページャーからキーワードを拾い出す、5W1H、あらすじ、伝えたいコトを整理する。
3日目の話し合いで決めたこと
- チームの名前:ファンタスティック4(フォー)
- アニメーションの名前:時をかける水
- エンドクレジットの名前:ザザ、ノノ、ゆうか、さいさん
- ストーリーボード:ザザ、ノノ
- 作画・撮影:さいさん
- 編集・サウンド:ゆうか
4画面物語/ストーリーボード、デザイン
- 3日目~4日目 アニメの設計。
- アイデアノートで整理したコトを視覚言語に置き換えた。
- シーンの展開、ナレーションとセリフを決めた。
- キャラクターと背景をデザインした。
リレーのような制作進行
- リレーのように、メンバーが工程を次々につくっていった。
- ノノとザザがつくったストーリーボードを見て、さいさんがキャラクターを切り絵にしてコマ撮りをした。
アニメーションテスト
- セリフとテロップを編集する前のアニメーション(うさん)
「水」に関するアドバイス
- プロット、ストーリーボードの作成途上で、「水」と「石」にまつわる専門家 はせさんが「水」に関してアドバイスした(Slack交信より)。
- 現在と未来を水でつなぐストーリーは、とても良いですね!
- 水の専門家として、少しだけコメント・ヒント出しをします。
- 私が住んでいる東京では、短い時間に雨が多く降ると、処理しきれなくなった汚水(トイレットペーパー・し尿・家庭の排水)と一緒に、そのまま川へ大量の水が流れてしまいます。
- なので、下流の川や海があまりきれいではありません。
- この問題は川のごみ拾いをするだけでは解決しないんです。
- 皆さんのシナリオにも、「なぜ未来の川が汚れてしまったのか」、「流域に住む皆さんがどのように協力すれば、未来にきれいな水環境を残せるのか」、「上下流」や「人とのつながり」、「自分に何ができるのか」という観点を盛り込むと、伝えたいメッセージがより強くなると思います。
- 皆さんで話し合って、より良い作品の完成を目指しましょう。
メンバーのふりかえり
- ゆうか
- 日本語のレベルがバラバラで、スーさんの翻訳がなかったら進まなかった。話し合いが難しかった。
- 編集とサウンドを担当した。合う音が見つからず悩んだ。
- 伝えたいコトは水の汚染のこと。伝わったと思う。
- ひとりひとりが担当で、それが合わさってアニメができた。それが楽しくて良かった。
- さいさん
- アニメをつくることが難しかった。
- できたアニメの結果を見て、素晴らしいと思った。
- 過去と今を2つに分けた画面で表した。対比が分かるように、水がきれいな過去は明るく、水が汚れた今は暗くした。
- ノノ
- 最初は日本語がわからなくて、何が起きているか理解するのが難しかった。
- スーさんの翻訳でわかるようになった。
- 結果は、かわいいアニメができた。
- ザザと一緒に描いたストーリーボードをつくるのが楽しかった。
- ザザ
- 日本語で物語を書くのが難しかった。
- できたアニメーションはとても良かった。絵が好きだった。
参観者のコメント(発表中、発表後)
- 時空を超えて、対話や心の交流ができて、そこで問題についていっしょに考えて気づきをもらうというストーリーの設定が素敵だなあと思いました。
- 時空を超えた二人のストーリーのなかに、心のうごきを表現するオノマトペがたくさん使われていました。
- 昔と今の色の違いが目に飛び込んできました。
- 子どもたちのキャラクター、とくに女の子がとてもかわいかったです。
- 男の子が病気になっていることを、オノマトペ(ゴロゴロ)で表していたり、文字をうまく使っていて、一つのシーンの中に沢山メッセージが入っていて素晴らしいと思いました。
- 『君の名は。』(新海誠監督)のように、時空を離れたコミュニケーションがおもしろい。ジブリの『千と千尋の神隠し』にも似ている。
- 1800年と2023年とで色の明るさを変えてのが良かったです。
- ファンタスティックでした。1800年と2023年を一緒にして、色の明るさを変えたのが効果的。2023年がすでに暗い川と山、1800年は明るかった。それが良く分かり、勉強になりました。
ミニワークのミニアニメ「水」
- 2日目ミニワークで、コマ撮りアプリStop Motion Studioの練習。
- 本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究による成果を基に企画運営したものです。
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