アニメーテッドラーニング
アニメで考える、伝える、わたしたちのまちと未来
黒目川で遊んで、学んで、思い出をアニメにしよう!
8/21(日), 23(火)、27日(土)開催
- アニメ制作と発表で学びを深める「アニメーテッドラーニング(Animated Learning)」。
- 関東平野を流れる「黒目川」の川まつりで遊んだこと、学んだことを物語にしてアニメで発表するワークショップです。
- 黒目川は東京都東久留米市、埼玉県の新座市と朝霞市を流れて新河岸川へ合流する一級河川です。荒川水系で、かつての古多摩川の名残であるとされています。多くの湧水や伏流水が流れ込み、宅地化が進む周辺に潤いを残しています。
- 朝霞の黒目川「川まつり」は1996年に市民の手で始まり今年で27回目になります。会場は朝霞市内の黒目川上流の新高橋周辺で、かつては蛇行と氾濫を繰り返した黒目川の河川敷と河岸段丘を望むことができます。
- ※川まつりの事務局は溝沼郵便局近くに設置されます。
- ワークショップの1日目は川まつりに参加、2日目と3日目はグループに分かれて黒目川での体験を物語にしてコマ撮りアニメにして発表します。黒目川にくわしいひとと一緒に活動しながら、学んだり、遊んだり、夏の楽しい思い出をつくろう!
- アウトドア派もインドア派も黒目川に集まって、川から感じたことや学んだことをアニメにして発信しよう!
開催概要
- 活動日、活動時間、活動場所:
活動日 | 活動時間 | 活動場所 |
---|---|---|
8/21(日) | 午前9時30分ー午後1時 | 朝霞市産業文化センター ※集合場所です 黒目川(朝霞市・黒目川の新高橋付近) |
8/23(火) | 午後1時30分~午後4時30分 | 朝霞市産業文化センター |
8/27(土) | 午後1時~午後4時 | 朝霞市リサイクルプラザ |
- ワークは3日間すべてに参加してください。
- 2日間しか参加できないけれど、参加を希望される場合は事務局にお問い合わせください。ご希望に添えないこともあるので予めご了承ください。
- 参加登録後に体調不良などで欠席する場合は事務局ご連絡ください。
- 参加費:200円(ボランティア保険加入費、熱中症対策費)。当日、受付で払ってください。
- 募集人数:20名/事前に申し込みをしてください。定員になったら締め切ります。
- 対象:小学生(5年生以上)、中学生が参加できます。
- ※参加申込書に記入して、保護者の了解を得て申し込んでください。
- 主催:一般社団法人 アニメーテッドラーニングらぼ
- これまでに朝霞でおこなったワークショップ
- 助成:令和4年度子どもゆめ基金 子ども体験活動 助成活動「アニメーテッドラーニング アニメで考える、伝える、わたしたちのまちと未来」(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
- 協力:
- ●黒目川に親しむ会
- ●黒目川川まつり実行委員会
- ●文化学園大学 文化・住環境学研究所
- ●東洋大学理工学部都市環境デザイン学科青木研究室黒目川グループ
- 後援:朝霞市教育委員会
ワークショップの目的
- 黒目川に親しむ。上から眺める川から、接して楽しむ川へ。川がわたしたちの生活と深く関係していることを川あそびを通じて学ぶ。
- 子どもと地域の大人たちがいっしょに楽しむ、学ぶ、話し合う。
- 活動で見たこと、知ったこと、考えたことを誰かに伝えるために、グループでアニメにして発表する。
- アニメーテッドラーニングとは
- アニメーテッドラーニング(Animated Learning)は、アニメーションの制作と発表を通じて学習とコミュニケーションを深めて学習者のさまざまな能力を引き出し、自信や積極性を育むことを目指しています。
- なぜ、アニメーションの制作と発表が学びやコミュニケーションのツールになるのでしょう・・・
- アニメーション(アニメ)はわたしたちが慣れ親しんだ表現で、今では日本を代表する文化ともいわれ、みなさんも「アニメをつくりたい」と思っていませんか?
- アニメは無料アプリで簡単につくれるようになりました。このワークショップで体験や考えをアニメで表現することが学べます。
- ただアニメをつくるだけでなく、ワークショップでは体験したことを理解し、伝えたいコトを考え、物語にするというように順序立てていきます。
- また、どのようなキャラクターなのか、そのキャラクターの特徴を知ってから具象化(絵に)し、動きなどの表現を考えながらアプリで撮影して、見るひと(伝えたい相手)に伝わるアニメをつくっていきます。
- なぜ、アニメーションの制作と発表が学びやコミュニケーションのツールになるのでしょう・・・
- 朝霞の子どもたちがつくったアニメだよ!
ワークショップの内容
1日目 8月21日(日)
午前9時30分~午後1時
- 集合場所:朝霞市産業文化センター2F 会議室
- 活動場所:黒目川(朝霞市・新高橋付近)、朝霞市産業文化センター2F 会議室
- 川まつりに参加。
- 屋内の話し合い。
①オリエンテーション | 朝霞市産業文化センター2F会議室に集合。 活動の予定と注意することなどをお話しします。 |
②川で活動 川まつりに参加 | 黒目川へ移動。 活動1 黒目川と社会との関係を知る:川そうじ、外来動植物ウォッチ 活動2 川あそび(タイヤボートなど)、川床や護岸の観察、さかな捕り、など |
③川で見たこと、知ったこと、 考えたこと、収集したモノを整理する | みんなが自己紹介をします。 川の先生と川あそびの仲間がいっしょに活動します。 |
- ワークショップが終了すると解散します。希望者は黒目川で自由に遊んでもよいですが、各自が安全に気をつけてください。
①アイスブレイク | ワークの前にリラックス! |
②1日目のふりかえり | 黒目川で見たこと、学んだこと、考えたことのふりかり。 ワークシートに書き込みます。 |
③グループ分け | |
④グループの話し合い | アニメで伝えたいコト、物語を考えます。 主人公(アニメのキャラクター)を決めます。 |
⑤アニメの練習 | コマ撮りアニメ技法を説明します。 コマ撮りアプリ(Stop Motion Studio)の使い方を説明して、操作を練習します。 |
①アイスブレイク | ワークの前にリラックス! |
②グループでアニメ制作 | キャラクター、背景などの作成をつくります。 アプリでコマ撮りします。時間があれば音入れをします。 |
③アニメの発表 | 全体で発表します。 ふりかえりをして終了となります。 |
- ※発表には保護者、家族、友だちを呼んでいっしょに見てもらってもいいですよ(^_^)。
準備すること/もの
- 服装
- 1日目 屋外活動
- 川あそびできる軽装。事故予防のため短パンより長ズボンをおススメします。
- 水濡れするため、タオルと着替えがあるとよいでしょう。
- 靴は靴底が滑りにくく、汚れや水濡れOKで脱げにくい短靴。サンダルはひも付きであればよいですが、足の保護には短靴をおススメします。可能ならスポーツシューズやウォーターシューズはなおよいでしょう。
- 長靴ははかないでください。
- 帽子、サングラス、日焼け止めクリーム等は必要ならば持ってきてください。
- 2日目、3日目 屋内活動
- 活動しやすい軽装。工作やコマ撮りで汚れてもよい服装。
- 1日目 屋外活動
- 熱中症対策
- 活動中は自由に飲料やおやつなどはとってください。
- 事務局が飲料を準備しますが、持参できるなら自分の飲み物を持ってきてください。
- 川まつり会場には休憩用テントがあります。
- 活動中に気分が悪くなったら、すぐに申し出てください。
- コロナ感染対策
- グループ活動のため、屋内ではマスク着用をしてください。体調などでマスク着用できない人は申し出てください。
- 屋内会場入口にある除菌用アルコールで手指消毒をしてください。
- 家庭で体温測定をして、37.5℃以上の発熱を伴う症状がある場合は来場を控えてください。
- 昼食
- 各自で必要に応じて準備してください。あるいは昼食をすませてから会場に来てください。
- 会場近辺にコンビニなどの店はありません。
- 道具
- 会場にアニメ制作に必要な道具(右利き用)、基本的な材料はあります。
- グループ活動で、アニメに必要な材料が出たら各自で購入をお願いする場合もあります。
- 左利き文房具、使い慣れた文房具を使いたい人は自分で持ってきてください。
- アニメのキャラ
- アニメにしたいキャラクター(主人公など)は川まつりの活動で見つけましょう。
- グループの話し合いで「自分の持ち物」をアニメに登場させるとなれば、それぞれ持ってきてください。
- タブレットなど
- 会場には次の機材などがあります:
- 調べ学習用 PC(Windows)1台、スマホ(Andoroid)1台。ネット接続できます。
- コマ撮り用 タブレット(Android)4台、タブレット(iOS)1台。ネット接続はありません。
- 無理のない範囲で、希望があれば、参加者のスマホやタブレットの持ち込んでもよいです。
- 会場には次の機材などがあります:
調べ学習
- 黒目川を調べる ワークシップの前に
- なりたち(地理、歴史)、動物や植物、周辺の町や産業などを調べておくと、学びが深まり、アニメの物語がおもしろくなるため、調べ学習をおススメします。
- 朝霞市博物館のギャラリー展示「黒目川の散策」の資料も見てみよう。
- 黒目川にどんな魚類がどのくらい生息している毎月調査されているよ。
- 朝霞市には産業文化センター、市役所、本町郵便局などに黒目川にすむ魚を水槽で観察できます。
- 去年の調査では、黒目川で24種1719尾が採取され、調査12回の平均採取魚種は10.7種でした。
- アユ、オイカワ、ウグイ、丸太、カワムシ、アブラハヤ、タモロコ、モツゴ、コイ・・・。川まつりでどんなさかなを見つけられるかな?
- 朝霞市教育委員会のウェブサイト「ふるさと朝霞の歴史」に黒目川と人びとのくらし(社会とのかかわり)の参考資料があるね。
- 現代の黒目川と人びとの暮らし。
- 現代の黒目川は河川敷にも人家や施設が建つようになりました。市民と役所がいっしょに川をきれいにして川あそびをする人たちも増えました。
- 大雨や台風の洪水被害を防ぎながら、黒目川が身近になるように川の改修、改善がおこなわれています。
- 黒目川は国が定めた一級河川のため埼玉県が管理しています。埼玉県の朝霞県土整備事務所は「川のまるごと再生プロジェクト」をおこないました。
- 川まつりとワークショップをおこなうエリアも再生プロジェクトがおこなわれ、現在の姿になっています。
- 範囲を広げて朝霞市と新座市の黒目川の改善の資料もみてみよう。
- この再生プロジェクトは土木学会の賞も受賞しています>>
- 土木学会の先生が「(略)黒目川は、「残った川」ではなく、「残した川」だからである。治水と環境とを両立させながら、市民参加の議論のなかで、これだけのすばらしい空間を残した。ゆるやかな蛇行を大切にし、人々が歩きながら、変化する川の表情を楽しむよう、いくつもの努力がさりげなく風景のなかに埋め込まれていた」と評価しています。
- わたしたちの黒目川がみんなの生活とどんなつながりがあるか、これからどんな川にしたいか考えてみよう。
- おとな向けの説明で難しいかな?ワークショップで使い方は説明するよ。
- 黒目川を調べる ワークシップの途中で
- 黒目川の地形や生物にくわしいひとたちがみなさんの学びを助けてくれます。
遊びと学びの先生と仲間
- 黒目川の先生
- こばやしさん(小林一己) 黒目川に親しむ会/黒目川が大好き。毎月の魚類調査をしながら、子どもたちと川で遊んでします。さかな、釣りにすごーくくわしい。投網名人。
- ふじいさん(藤井由美子) 黒目川に親しむ会/きれいな黒目川や湧水(わきみず)の環境をいっしょうけんめいに守っています。さかな、外来動植物にもくわしい。
- 川あそびの先生、ともだち
- しょーたさん 東洋大学理工学部都市環境デザイン学科4年/黒目川の環境(土木)を学んでいます。就活とバイトがあっても、黒目川の現地調査、黒目川に親しむ会の活動で大活躍。
- りくさん 東洋大学理工学部都市環境デザイン学科4年/黒目川の環境(土木)で、川にいるさかなを調べ、黒目川がさかなにとってどんな環境かをまじめに勉強しています。
- さかな捕りの先生、アニメつくりのなかま
- とみたくん 朝霞の中学生。さかな捕りが大好き(学校の授業より好きかも(笑))。投網を教えるのが得意!
- アニメつくりの先生
- いがきさん(伊垣京子) 羊毛フェルト作家、イラストレーター/コマ撮り大好き!NHK-Eテレのプチプチ・アニメなどののキャラクターやデザインつくり、各地でアニメワークショップの先生をしています。
- みんなの話し合いのお助け役、事務局
- なみさん(浪越徳子) アニメーテッドラーニングらぼの理事/日本や世界のデジタルコンテンツ、CGアーティストや研究者が活躍する場をつくっています。
- ひとさん(伊藤裕美) アニメーテッドラーニングらぼの理事/5歳から朝霞に住んで、黒目川を渡って3中に通っていました。みんなとアニメーテッドラーニングができるのが楽しみ。
撮影、写真・映像等の使用について
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ(以下、当団体)では広報等に使用する目的で、活動中にスタッフが写真撮影をおこなうとともに、ウェブ会議サービスアプリで録画をおこないます。上記の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物(アニメとワークシート)と参加者氏名(イニシャル表記)を、報告書や刊行物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等に掲載することがあります。
- 当団体と協力者は研究等の目的で、(1)の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物(アニメとワークシート)と参加者氏名(イニシャル表記)を、学会や著作物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等で発表することがあります。
- この活動は子どもゆめ基金の助成を受けており、活動の様子がわかる写真を提出することとなっております。子どもゆめ基金への報告用に提出した個人情報(写真等)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。
- くわしいことは「参加申込フォーム」を見てください。
お問い合わせとお申し込み
- お問い合わせはメールでお願いします。担当:伊藤。
- メールの表題(タイトル)は「朝霞黒目川ワークショップ」としてください。
- info@alljp.org
- 参加の申し込みは保護者(お家の方)が参加をしてよいと言われてから、参加申込フォームを記入して送信してください。
- 参加申込フォーム
- 本ワークショップの内容は予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
令和4年度子どもゆめ基金 子ども体験活動 助成活動「アニメで考える、伝える、わたしたちのまちと未来―黒目川で遊んで、学んで、想いでをアニメにしよう!」(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究による成果を基に企画運営いたします。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、弊法人の許可なくこのページのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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