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- 今年1月にオンライン開催した<アニメ制作と発表で学ぶ「アニメーテッドラーニング」 フォーラム 2020~アニメーテッドラーニングにおける、アニメーション界と教育界の連携>に参加された、日本語を教える方々との交流は和やかに、そして刺激的に続いています。
- 欧州で活躍される藤光由子さんの呼び掛けで、「アニメーテッド・ラーニングにワクワクしている日本語教師グループ」という緩やかなグループも立ち上がってきました。
- アニメーテッドラーニングらぼ待望の「アニメーテッドラーニング指導者向け講習会」、その導入の会を去る7月4日にリモートで、アニメーテッド・ラーニングにワクワクしている日本語教師グループの皆さん、そして内外でさまざまな社会活動等をされている皆さんと共に実施したので、報告させていただきます。
- この講習会の対象は、言葉を教える人たち/日本語の教員・指導者、国際交流活動の実践者などとし、これまでのフォーラム参加者とアニメーテッド・ラーニングにワクワクしている日本語教師グループに呼び掛けをしたクローズドなものでした。
- Zoomログイン数は25名。
- 講師は手描きアニメーター、イラストレーターの荒井知恵さん。荒井さんはアニメーテッドラーニングらぼと文化学園大学とのアニメーテッドラーニング共同研究にも参加していただいています。
- 内容は3部構成で、テーマは日本語の「自動詞」と「助動詞」。”学習者”が「ぱらぱらマンガで、日本語の動詞ー自動詞と他動詞」を学ぶという想定で、ひとりひとりがぱらぱらマンガをつくりました。
- 参加者にご回答いただいたアンケートには、言葉を学ぶ人たちがぱらぱらマンガ/アニメーテッドラーニングで学びを深められて習得に役立つという肯定的な意見や、授業や活動でこんなことをやってみたいというアイデアが寄せられました。
- たとえば・・・
- 「絵が上手い下手にかかわらず、自分の手を動かすことで意味が定着する」
- 「動きのある画にすることで、その言葉の意味をきちんと理解できる。楽しみながら学習できる」
- 「言葉と場面を自分の中で能動的に考えることができる方法」
- 「「伝わるように」と考えることで、客観的な視点から物事を見る訓練になる」
- 「相手に分かりやすい表現の仕方を、見る側の身になって考える練習になる」
- 「学習者の理解度を測るための成果物」
- 「学習者に描かせることで、本当に理解できたか、確認できる」
- そして
- 「世界中で日本語を教えている教員の方が参加されていて、驚きました」という感想も!
- 次回の指導者向け講習はアニメーテッドラーニングの「アニメーションつくり」の入門編を考案中です。公開で参加募集する予定です。
- 皆さんに実践していただき、アニメーテッドラーニングをより良くするために、その結果をアニメーテッドラーニングらぼにお知らせくださると幸いです。
- 本講習は、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼと文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究の下に実施されました。
- 無断転載・無断使用を固く禁じます。
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