アニメーテッドラーニング指導者向け単発講習会
ぱらぱらマンガで漢字を学ぶ、授業・活動案を考えてみよう!
2022年7月31日(日) オンライン開催
- アニメ制作と発表で学びを深める「アニメーテッドラーニング(Animated Learning)」。
- 昨年おこなったアニメーテッドラーニング指導者向けリモート講習会<ぱらぱらマンガで動詞を学ぶ>が大好評で、欠席された方々からは「またやりませんか?」とお尋ねいただき、参加された方々は「わたしの授業でやってみました!」とご連絡をいただきました。
- ぱらぱらマンガとは、フリップブック(flip book)とも呼び、小冊子あるいは小冊子状の紙の1ページ1ページに少しずつ異なる絵を連続して描き、ページを素早くめくると静止画が動いているように見えるもの。昔、ノートの片隅に絵を描きぱらぱらしたのを思い出してください。
- 今年も、アニメーテッドラーニング指導者向け講習会として<ぱらぱらマンガで漢字を学ぶ>をオンラインで開催します。
- これまでの講習会に参加された方々だけでなく、初めての方や絵が苦手でも「わたしにもできそう!」と思っていただける講習&意見交換の場にしたいと考えています。
- 日本語の先生・指導者だけでなく、アニメーテッドラーニングでの学びにご関心がある方は奮ってご参加ください!
開催概要
- 開催日:
- 2022年7月31日(日)
- 開催時間:
- 日本時間 午後5時~午後7時半 +30分の話し合い(任意参加)
- 主催:一般社団法人 アニメーテッドラーニングらぼ
- 協力:
- ●文化学園大学 文化・住環境学研究所
- ●アニメーテッドラーニングにわくわくしている日本語教師グループ「AWN」
- 参加費:無料
- 募集人数:30名/事前申込制、7月27日締め切り(締め切り日前でも定員に達し次第締め切る場合があります)。
- 対象:
- ●ことばを教える人たち/日本語の教師
- ●学びのプロ/学校の教員・指導者(教科不問)
- ●国際交流活動、社会教育の実践者
- ●教員志望者(学部生、院生)、など
- 参加条件:スマホ/タブレット/カメラ付きパソコンのいずれか1台以上(できれば2台)、インターネット接続(定額制)、道具や材料は各自準備していただきます。教材は各自プリントアウトしていただきます。
- 事前準備:講習前に次のソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。
- ●ウェブ会議サービスZoom(無料版があります) >>Zoom
この講習会の目的
- 授業・活動の一部として、短い時間でもできる「視覚言語を用いて学ぶこと」を共に考えていきます。
- 準備は手を抜いて・・・簡易な道具と身の回りにある材料を用いる。
- 使い慣れたツール(GIFアニメやPPTなどのプレゼンソフト簡易アニメ機能}でもできること。
- プロセス「つくるという動作」を重視する。たとえばことばの授業では「つくる過程で、日常ことばや社会習慣を再現すること」で学習者が寛げる学習環境をもたらす。
- 実際の授業等の達成目標に沿いながら、視覚言語を学びに取り入れる。
当日の進行(予定)
- 各自で自分の授業や活動でできそうな「学び」案を考えていただきます。その案を基に、自分のぱらぱらマンガを作成します。
- 当日のワーク時間が短いため、「してみたいこと」のアイデア出しを事前にされると、講習会の効果が上がるでしょう。
- ぱらぱらマンガをつくる間、講師が技術的質問に答えたりやアドバイスをさせていただきます。
- 自分の「学び(授業・活動)」案とぱらぱらマンガを発表していただきます(参加人数によっては一部の方にご発表いただきます)。
- ふりかえり:受講者のみなさんとの意見交換を予定しています。
アイスブレイク【10分】 | 〇〇の写真から連想するコト |
講師デモンストレーション 【40分】 | 講師が「動きを示す漢字」でぱらぱらマンガを授業に取り入れる参考例を紹介します。 授業の準備、進行、注意点などもお話しします。 大人数向けに「ぱらぱらマンガ」を見せる参考例をお示しします。 参加者に簡単なぱらぱらマンガ(ポストカードサイズの紙2枚)をつくっていただきます。 |
実習【30分】 | 参加者がそれぞれの模擬授業を考えます。 選んだテーマのぱらぱらマンガを作成します。 ※実習時間が短いため、事前に授業計画やぱらぱらマンガの案を考えておくと時間内に終えられます。 |
参加者の発表【30分】 | 模擬授業を発表します。 講師のアドバイス、参加者からのアイデアなど。 |
ふりかえり【30分】 | 意見交換(任意参加) ※ぱらぱらマンガで効果がでそうな授業、逆に使い難いテーマなど、実践的な話し合いをしていけると良いと考えています。 |
当日準備する道具と材料
- 次の道具や材料を各自でご準備ください。
- ポストカード(10枚以上) あるいは 大き目のメモ帖
- 目玉クリップ、ゼムクリップなどの留め具
- 文房具、下書き用の紙
- ワークシート「模擬ワークの計画書」ダウンロード版を準備中です。
- ウェブ会議サービス「Zoom」をインストールしたデバイス(カメラ付きPC、スマホ、タブレットなど)1台
- スマホかタブレットでない方は、デジタルカメラやスキャナーがあると、作画したカードを撮影できて便利です。その場合、撮影したデータをPCなどに取り込むケーブルもご準備ください。
ぱらぱらマンガにするテーマ
- 「漢字をぱらぱらマンガで学ぶ」とテーマとします。
- 漢字は自由に選んでください。
- 授業や活動に、ぱらぱらマンガを取り入れると想定した模擬ワーク案を考えてください。
- テーマは漢字としましたが、言語の授業に限らず、何かにまつわる用語としての漢字を想定しても良いでしょう。
- ワークシート「模擬ワーク計画シート」を事前に配布します。
- 当日の作業時間は短いため、漢字と模擬ワークを予め考案して講習会に臨んでいただけると、講師もアドバイスをさせていただきやすいです。
自習のススメ
- 当日は時間を有効に使うため、パラパラまんがのつくり方の説明は簡略にします。
- 弊法人が提供する教材等を事前にご確認ください。また講習会後もご活用ください。
講師
- 文化学園大学造形学部 准教授 荒井知恵氏
- 手描きアニメーター、イラストレーター。アニメーションプロダクションに勤務後、2002年よりフリーランス。仕事の傍ら、フリップブック(ぱらぱらマンガ)、絵本、映像等を気ままに製作、発表を続ける。フリップブックへの愛がグループ展の企画に発展。2006年より現在まで、主に東京都内にて不定期に開催。日本アニメーション協会(JAA)会員。文化学園大学勤務。
- http://a-nonki.net/
- アニメーテッドラーニング共同研究者。
撮影、写真・映像等の使用について
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ(以下、当団体)では広報等に使用する目的で、活動中にスタッフが写真撮影をおこなうとともに、ウェブ会議サービスアプリで録画をおこないます。上記の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物と参加者氏名(イニシャル表記)を、報告書や刊行物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等に掲載することがあります。
- 当団体と共同研究者(上記講師)は共同研究の目的で、(1)の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物と参加者氏名(イニシャル表記)を、学会や著作物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等で発表することがあります。
- 詳細は参加申込フォームをご覧ください。
お問い合わせとお申し込み
- お問い合わせはメールでお願いいたします。担当:伊藤。
- メールの表題(タイトル)は「ぱらぱらマンガ講習会」としてください。
- info@alljp.org
- 本講習の内容は予告なく変更することがあります。予めご了承ください。
本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究による成果を基に企画運営いたします。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、弊法人の許可なくこのページのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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