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実施概要
- 日 時:2022年7月31日(火) 17:00-20:10(日本時間)
- 場 所:Zoom
- 参加者:7名
アイスブレイク
- ハンナさん、ラウラさんが紹介した10分間で出来る頭のエクササイズは他にもあります。授業や活動でご活用ください。
- 「生のリンゴ」から連想する言葉をZoomのチャットに書き込む。1分間で出来るだけ多く。
- 紙に「〇」を一つ描く。そこから連想する果物を描いて、発表。
- 梨、イチゴ、丸い切り口からバナナ、カラマンシ(フィリピンにある柑橘類)、ミカン、八朔、スイカ、ぶどう・・・
講師デモンストレーション
- 講師:荒井知恵(のんき)
- 「漢字」で、ぱらぱらマンガでどういう授業ができるか考えた。
- 今回のテーマは「動きを示す漢字」。
講師の模擬ワークの計画 アイデアシート
- 使える授業例:国語、言語学習、発表を通したコミュニケーション、アニメーション技術系、教育系
- 2~3時間で1冊(10~20枚)のぱらぱらマンガを作成
- 対象:中学生~大人
- 達成目標:その漢字を知らない人に見せて、その字が何を表すか理解してもらえる(ことを意識する)
- 模擬ワークの計画
- サンプル文字、サンプル作品を見せる。
- ワークは1時間程度、途中で進度確認。
- 各参加者の選んだ文字は非公開でも or ネタがかぶらないよう最初に公開でもOK。
- 作品を見せ、文字を選んだ理由、工夫した点・難しかった点を発表。
- 振り返りは発表と同時でも良いし、作品を第三者(漢字を知らない人)に見てもらうのも良い。話し合いで更にわかりやすくする提案、等。
動きを示す動詞の例
- その動きをしている主体に見立てて文字がその動作をする、文字を丸く囲って動きをつける、漢字をアクションを受ける物体に見立てる(「踏」という文字が足に踏まれる、「折」という字が折れる等)
- 擬音や吹き出しとしてアクションが起こった時に文字を出現させるのもあり(言う動作をすると「言」という漢字が出てくるとか、吹くと「吹」という漢字が出るとか)
- アイディアシートを書いた後、清書用紙(メモ帳、ポストイット、ポストカード等)へ
- コマの枚数はワークショップの時間や参加者の経験値で調整
- 発表:書いた後、クリップやホチキスで留める。ぱらぱらめくりならが発表。
- 書画カメラを使ったり、小グループなら作品を回したりして見せる。
- 10枚あったらそれぞれ全然違う絵を描くのでなく、少しずつ変化させる。
- 絵本ではなく、連続で見せるものだという説明を必ずする。
- 綴じるほうには作画せず、半分から2/3のところに描く。綴じる方に絵を描いても見えないので。
- ズレても構わないので、変化するということだけ意識して書く。
- ぱらぱらマンガを上手にぱらぱらさせるつくり方はこちらも見てください
アイデアシートの見本
- 「浮」
- ボールが一度落ちてきて一度沈んでから浮かぶ。
- 浮かんでくるときに漢字が浮かぶ。
- 最初はボールに「浮」の文字を描こうと思ったが、浮かんだ時に浮かぶでないと動きと、漢字が連動しないことに後から気づき修正した。
いろいろな発表、ぱらぱらの見せ方
- 発表は対面を想定しているが、オンラインの代替案としては、スマホの写真機能を使う方法が一つ。
- ぱらぱらマンガアイデアシートに描いた絵を①から順番に1枚ずつ撮っていく。
- アルバムに並べて指でスライドすると動きがつながって見える(iPhoneのギャラリー機能)。
- コマ撮りアプリ「ストップモーションスタジオ」で1枚ずつ撮影し、ムービー(mp4)に書き出す。手っ取り早い。
- Gifの場合は画像を連続した静止画を書き出してそれを再生。
- Gifをブラウザにドラッグして放り込むとすぐ再生でき、共有できる(iOS/iPhoneやiPadなど)。
- PowerPointのアニメーション機能でGifに書き出す。
参加者のワーク
- 2コマのぱらぱらマンガをつくる
- 授業/活動の計画案とぱらぱらマンガ試作
- 本講習会は、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼと文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究の下に実施されました。
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