- 「アニメで考える、アニメで伝える、わたしたちのまちと未来ー高校生と日本語学習者のアニメーテッドラーニング おとなたちに言いたい!~アニメとオノマトペで表現するSDGs~」ワークショップで作成したメッセージアニメーションです。
- ワークショップの実施報告>>
- タイトル:For ocean For children
- テーマ:海の豊かさを守る、つくる責任 つかう責任
- 制作者:Ocean 4(リーダー:けんせー、ゆー、ありさ、玉子)
メンバーが伝えたいコト、活動後のふりかえり
アニメーテッドラーニングフォーラム2021での発表より
- けんせー:For Ocean、For Childrenというテーマで制作した。その理由は、海が汚れていることに焦点を当て、汚れている理由はポイ捨てなどによるゴミの増加と考えた。
- 玉子さんがブラスチックのゴミがリサイクルされてバービー人形になるという資料を見つけた。SDGsの12番「つくる責任、つかう責任」に当てはまる。ゴミはポイ捨てるのでなくリサイクルに出せば、子どもたちの笑顔につながることを伝えたかった。
- 制作のまとめとして、ポイ捨てはせずにリサイクルしようということは伝えられたと思う。
- 日本語での会議で、日本人同士でもことばだけで思ったことを伝えるのは難しいと思うが、考えているコトを絵にして伝えたり、具体的なモノを見せて伝えたりと、目で見て伝わる会議を心掛けた。国はことばがが違っても、思ったことを伝えられた。貴重な経験ができた。
カット表(アニメーテッドラーニングの簡易ストーリーボード)
- ゆー
- 海の環境悪化することを表現した。魚たちが海の環境悪化をどのように認識しているかを表現した。
- 最初は魚の頭、目をフレームいっぱいに大きくして、魚の目線で回りを見ていることを示した。
- 撮影ステージも考えた。長い紙で上から下へカメラを移動させるステージにして、海の水面から海底へ沈んでいくシーンを表現したかった。下へ行くほど水の色が濃くなっていることがわかるようにした。紫色を混ぜて、海の水の汚さを表現した。
- ありさ
- 魚がプラスチック袋を食べて、ボランティアに助けられるシーンを担当した。
- ゴミを動かす、魚が食べて、ボランティアの網につかまって助けられ、魚の口に入ったゴミをリサイクルへ回す。玉子さんのシーンへつないだ。
- 自分が考えたコトをどのようにアニメで表現するかを一番考えた。
- 玉子
- プラスチックゴミをリサイクルしてバービー人形にして子どもが手に取る。子どもの笑顔で終える。
- リサイクルの矢印をぐるぐる回せるように、動かせる道具をつくった。子どもは腕を動かせる紙人形。
- 海洋汚染が広がり、重視しなければならない。リサイクルしたバービーを子どもに上げるように、きれいな環境、きれいな海、きれいな空を、未来を担う子どもたちへ財産として渡すことを伝えたい。将来の人がもっときれいな世界で生きるということ。
メンバーが自宅の撮影で工夫した材料や道具
左下)玉子はプラスチックをバービー人形へリサイクルする工場を表すためリサイクルマークのマケットを作り、回しながら
右)ゆーは海面から海の底へ沈んでいくショットを撮影するために縦長の紙を利用した。海の汚れは紫色で表現した。
- 主催:一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ
- 助成:令和3年度子どもゆめ基金 子ども体験活動 助成活動「アニメーテッドラーニング指導者向け講習会とフォーラム2021 アニメーテッドラーニング入門:文字情報をアニメに置き換えよう!」(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
- 協力:文化学園大学 文化・住環境学研究所、アニメーテッドラーニングにわくわくしている日本語教師グループ(「AWN」)
- 本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究による成果を基に企画運営したものです。
- 無断転載・無断使用を固く禁じます。
- © 2022 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ/Animated Learning Lab in Japan-ALLjp. All Rights Reserved.