- オンラインワークショップ「アニメで、アイデアを伝える-高校生と日本語学習者のアニメーテッドラーニング 2024」(活動期間:2024年9月29日~2024年12月22日)で作成したメッセージアニメーションです。
- 本成果報告に掲載する図版、文章、動画等の著作権は一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼかつ本ワークショップの参加メンバーが保有しており、無断転載・無断使用・無断改変を固く禁じます。
- チーム:洋(ひろし)のかなた冒険隊
- メンバー:いっちゃん(中国在住)、たい(中国在住)、あかあや(中国在住)、キョキョ(中国在住)
- グループリーダー:めい(武蔵野美術大学)、さら(武蔵野美術大学)
- 担当:
- 脚本、キャラクターデザイン:いっちゃん
- 脚本、編集:たい
- 音楽、撮影:あかあや
- 撮影、キャラクターデザイン:キョキョ
- グループリーダー、撮影、編集:めい
- グループリーダー、撮影:さら

上中:大学生リーダーのさら、いっちゃん、中左:キョキョ、たい、あかあや、下:大学生リーダーのめい
- 伝えたいコト
- 伝えたいコト
- プロット(あらすじ)
- メッセージを伝えたい相手
- メッセージアニメの探求プロセス
- ファイナルプレゼンテーション-5日目
- 終了後アンケート回答
- ※ワークショップの実施報告(概要、プロセスなど)と併せてご覧ください>>http://alljp.org/report-ws4youth2024
- ※本記録はプライバシーの保護などのために事務局が編集しています。
伝えたいコト
伝えたいコト
- ・主人公の洋子の経験が最終的に環境を守ることにつながる。
- ・洋子だけでなく、彼女の行いで周りのひとも水に対する関心を持ったり、保全につながる行動を意識するようになる。
- ・アニメーションを見たひとも、洋子の成長とともに水に対する興味を持ってほしい。
プロット(あらすじ)
- 主人公の洋子が「水」に関心を持つきっかけとなる記憶をたどる。3部構成。
- 第1部は洋子が陸に上がった小魚を川に戻とするが、汚染された川の水を見て、それが正しいかと自問する。
- 第2部の学生時代、洋子がキャンプ場で汚染された水を濾過するフィルターを作った。
- 第3部の大人時代、ピクニックで友人が川にプラスチックのゴミを捨てるのを制した。
- これらの経験から洋子は「水」に関心を持ち、水保全団体に入る。
メッセージを伝えたい相手 アイデアノートより
- 高校生に見せたい。
- 水についてよく考えたことがない人、水を無意識に汚してしまっている人たち。
メッセージアニメの探求プロセス
ワンページャー
- 1日目(9/29)に、自己紹介と共に宿題のワンページャーを発表した。
- ワンページャーは、2つの質問の答えをイラスト、写真、オノマトペ、記号、記事切り抜き、テキストなど、可能な限りの表現を用いて1ページ(A4程度1枚)にまとめる。エビデンス(出典など)を表示することとした。
- 質問1 わたしが飲んでいる「水」
- 質問2 気になった「水」のニュース(新聞、ネット、書籍、伝聞など)
- いっちゃん
- あかあや
- キョキョ
- たい
- めい(大学生リーダー)
- さら(大学生リーダー)
アイデアノート
- 2日目~3日目 ひとりひとりの関心事からグループのメッセージへ
- メンバーが関心を持つキーワード、5W1H、あらすじ、伝えたいコトを整理した。
- キーワード ― ワンページャー、講師がくれたヒント、自分で調べたこと、話し合いで出たワード
共通のワード 2人以上が選んだワード | 水を清潔に保つこと 水資源を大切にする 偏在する水資源を、大切だと理解して、汚さない。 元々の、その地域にある地下水は濾過されて綺麗なはず。ただそれをどう綺麗に保つかが大事。 |
ひとりが選んだワード | (キョキョ) 水の大切さ、水は希少な資源であること、 水資源は偏在している 水は汚染してしまうことがある (たい) 水はどのようにして汚水から綺麗になっていくのか、その過程の表現も入れたらいいと思う。 (あかあや) 水資源の分布は均等ではない 水の清潔さも大事 (いっちゃん) 水資源を綺麗にする、保つ方法をいくつか、動画で紹介してみたい。 アフリカの水の整備が大変 |
そのほか 話し合いででたワード、など | 水資源の分布は均等ではないからこそ、綺麗な水をどう人々に届けるのか、その整備の方法や、綺麗な水への保ち方 ①人が飲めるように綺麗にする(これはお金がかかる→お金がない国では実行しにくい) 自分たちではどうすることもできないかも ②偏在する水資源を、大切だと理解して、汚さない。元々の、その地域にある地下水は濾過されて綺麗なはず。ただそれをどう綺麗に保つかが大事。(これはそんなにお金がかからない、元々ある資源を大切に使っていこう。) ②は強いメッセージを発信できるかもね、 ・地下水 建物が建つことによって、水が染み込みにくくなった土地は地下水が少なくなる。 人が暮らしやすくすることによって水資源を有効活用できない。 降ってきた雨を染み込ませるなど、水資源を増やすという概念もある ・武漢で地下水を見る機会はある?湧き水が沸いている場所など 武漢は川、湖が多いので、地下水自体を見る機会が少ない。 山の奥に行くと湧き水を使っているかも。 一番はアニメを作るとか、お金があれば整備するのは簡単、でも私たちにできることとして、わたしは二番を選ぶかも 二番ポスターを作って貼る |
- 伝えたいコト(メッセージ)はなに?
- 偏在する水資源を、大切だと理解して、汚さない。
- 元々の、その地域にある地下水は濾過されて綺麗なはず。ただそれをどう綺麗に保つかが大事。(元々ある資源を大切に使っていこう)
- メンバーのたい、キョキョ、いっちゃんがSlackにポストした、アイデアノートの「3つの質問と答え・・・メンバーがテーマにしたいワード(s)について」、「物語(ストーリー)の<5W1H>を決めよう」、「物語のプロット(あらすじ) <はじまり→展開・探求→おわり>を考えよう」
- たいのアイデアノート-3つの質問と答え
- 3つの質問と答え・・・メンバーがテーマにしたいワード(s)について
- ①ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どこに興味、関心をもった?
- 条件によって約束されて、水を清潔に保ついろいろな方法があります。さまざまなこす方法を示すことで、少年に緊急事態への対処方法を教えると同時に、水の利用率も上げることができます。
- ②ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どんな例がある?
- 1.化学薬品(浄水タブレットや少量の漂白剤やヨウ素など)で処理します。
- 2.水を沸騰させます。火がなかったら、太陽蒸留器で水を蒸留することもできます。
- 3.浄水器を手作りします。(便利な浄水器を持てるもいい)

- ③ワード(s)「水を清潔に保つこと」、よいところは? or わるいところは?
- よいところ:必須のライフスキルを教えることで水ストレスを軽減できる。
- 物語(ストーリー)の<5W1H>を決めよう
だれが/なにが | 学生 |
いつ | サマーキャンプのタスクをする時 |
どこで | 谷のなか |
なにをする | テントとマッチだけ、自然で一夜を泊まります。 |
どのようにする | 砂利と草で簡単なフィルターを作りました。 |
(なぜする) | 虫が水の上を飛んでいるのを見て、川がきれいではないことを気づきました。 |
- 物語のプロット(あらすじ) <はじまり→展開・探求→おわり>を考えよう
- 学生たちはサマーキャンプのタスクをする時、本来は「川の水はそのまま飲める」と思っていましたが、後に層を通って濾過しないと飲めないことが分かりました。
- 最後に、学生たちは楽しくて目新しい夜を過ごしました。
- キョキョのアイデアノート-3つの質問と答え
- 3つの質問と答え・・・メンバーがテーマにしたいワード(s)について
- ①ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どこに興味、関心をもった?
- 水質汚染のニュースをたくさん見て、心が痛みます。水は地球上で希少で重要な資源の一つです。
- 水を清潔に保つことが、人間などの生物の安全な生存を保証します。
- ②ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どんな例がある?
- 1.汚染物質を含んだ排水を処理して排出します。
- 2.川や湖にはゴミを捨てません。
- 3.殺虫剤、化学肥料、洗剤など有害な化学物質の使用を控えます。
- ③ワード(s)「水を清潔に保つこと」、よいところは? or わるいところは?
- よいところ:多くの産業が水に依存しており、それを保全することが経済成長と持続可能な成長につながります。
- 物語(ストーリー)の<5W1H>を決めよう
だれが/なにが | Aさんと Bさん(名前はまだ考えていません)。 |
いつ | 夏休み |
どこで | 公園の川の近く |
なにをする | ピクニックに行きました。 Aさんと Bさんは喧嘩しました。 |
どのようにする | Aさんは食べ終わったお弁当箱や飲み終わった缶を川に捨てましたが、 Bさんが止めても気にせず、水を守ることの大切さを教え、自分のミスに気づいた。 AさんはBさんと一緒に川のゴミをすくいました。 |
(なぜする) | ゴミを川に捨てると ,川の流れに乗って湖や海に流れ,生物の安全性にも影響します。 |
- 物語のプロット(あらすじ) <はじまり→展開・探求→おわり>を考えよう
- 夏休みの時、 Aさんと Bさんは一緒に公園に行って、ピクニックをしました。
- ↓
- 昼食後、 Aさんはビニール袋や缶などのゴミをそのまま川に捨てました。
- それを見たBさんは、川にゴミを捨てるのをやめるよう Aさんに言いました。
- Aさんは、これは大したことではない、水には影響がないと考えていました。
- ↓
- Bさんは、ウミガメがビニール袋で首に巻かれていることなどを例にあげ、そのゴミが湖や海に流れていることなどの被害を訴えました。
- ↓
- Aさんは自分の過ちに気づき、 Bさんと一緒に川に捨てたゴミを拾って、川をきれいいにしました。
- いっちゃんのアイデアノート-3つの質問と答え
- 3つの質問と答え・・・メンバーがテーマにしたいワード(s)について
- ①ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どこに興味、関心をもった?
- 水は国全体、世界全体の貴重な資源で、無駄にすべきではありません。
- この問題に対しては全人類が共通して向き合い、解決すべきです。
- ②ワード(s)「水を清潔に保つこと」、どんな例がある?
- 1.汚染を減らすことができます:生活用水と工業用水の中でできるだけ水体に直接有害物質を排出することを減らして、それに対して正確に処理して貯蔵しなければならなくて、廃水が適切な処理を経てから排出することを確保します。
- 2.保護活動をしています:地域の水資源保護活働に積極的に参加したり、ボランティア組織に参加したり、湖や川の清掃活働に参加したりして、水資源保護に対する意識を高めます。
- ③ワード(s)「水を清潔に保つこと」、よいところは? or わるいところは?
- よいところ:汚染の根絶から行動の変化を促すまで計画は完璧でした。
- 物語(ストーリー)の<5W1H>を決めよう
だれが/なにが | 少女と父親です。 |
いつ | 夏休みの休み中です。 |
どこで | 郊外 |
なにをする | 散歩中に小さな魚を見つけて,水に戻そうとしました。 |
どのようにする | A水質は非常に不潔で、小魚を水中に戻しても長くは生きられないだろうと少女は考えています。 |
(なぜする) | 遠足に来た人たちは川の保護をおろそかにし、ゴミを勝手に捨てて汚染されていました。 |
- 物語のプロット(あらすじ) <はじまり→展開・探求→おわり>を考えよう
- 小さい女の子とお父さんが散歩する時1匹の不注意で跳んで岸辺の小魚に会って、小さい女の子は善良な心に基づいて小魚を川の水の中に放して、過去の観光客が勝手に汚染した川に会います。
- → 水環境の問題を抜本的に解決しなければ、行き場を失うのは人間自身かもしれません。
- → 水を汚さないようにすることは、自分の教養であり、社会人としての基本です。
- それだけではなく、環境を汚すようなことをしないように説得しなければなりません。
- 小さい女の子とお父さんが散歩する時1匹の不注意で跳んで岸辺の小魚に会って、小さい女の子は善良な心に基づいて小魚を川の水の中に放して、過去の観光客が勝手に汚染した川に会います。
- メンバーからアイデアが出たところで、大学生リーダーが次のステップに進む提案をした。
- <10/20~11/20の間のSlackログ>
- 10/20
- さら:
- 翻訳の文章です!
- たいさん➡自然の力だけで浄水をする
- 学生が砂利と草でフィルターを作った時、川が綺麗ではないことに気づく。
- キョキョさん➡海亀のニュース
- 食べ終わった弁当や飲み終わったペットボトルを捨てることで、海に住む生き物に被害が及ぶ。
- いっちゃん➡遠足に来た人たちが川を汚染しているので、小魚が生きられない。
- 人間の行いによって、自分たちの生きるための資源を失ってしまうかもしれない。
- 私たち人間の行動が、水を汚染し、自然に住む生き物たちも生きられない環境を作ってしまっている。
- 〈アニメーションを作るポイント〉
- ★この三つのストーリを、1、2分短くまとめる。
- ★一番見せたいシーンをストーリーの最初にもっていく。そうすることで強い印象を与える。
- ★川が汚染されていることに気づく流れをわかりやすく表現する。
- 川を綺麗にしているシーンから始めるのはどうですか。
- なんで川を綺麗にしようと思ったかの経緯をアニメーションで伝える。
- ★★:みんなの目指す先は、「川を綺麗にする」に統一しながら、それぞれなぜ川を綺麗にしているのか、インタビューするように聞いていく。インタビューされたキャラクターは、回想シーンのようにして、なぜ川を綺麗にしているのか、紹介していく。表情もふくめビジュアル的に表現していく。
- 川を綺麗にしたいと思う理由を考えていきましょう
- ストーリーの大まかな流れは決まったので、
- キャラクターデザイン、脚本など係を決めていけたらいいと思います!
- やりたい係があったら教えてください!
- キョキョさん➡キャラクターデザイン
- いっちゃん➡キャラクターデザイン、セリフを考える。
- あかあや➡音楽選び
- キャラクターの表情が伝わりやすく描けるといいですね!
- あかあやさんといっちゃんさんはやりたい係はありますか?
- インターネットなどで川や水について調べる、写真を撮ってくるっていう係でもいですよ!
- セリフを考える係や文章でストーリーをかく係。
- どんな景色なのか、どんな表情をしているのかなどイメージしている光景を描く係。
- キョキョ:
- わたしといっちゃんは友達なので、これから一緒にキャラクターをデサインします!
- さら:
- @たい アニメーションを作るにあたって、やりたい係があれば教えてください!
- 今のところ、
- キョキョさん➡キャラクターデザイン
- いっちゃん➡キャラクターデザイン、セリフを考える。
- あかあや➡音楽選び
- があります!
- たい:
- 私は、ストーリーをかくことができます。クリップ時、オノマトペや字幕を加えることもできます。
- しかし、誰のストーリーをもとにするかを決めてみましょう
- キョキョ:
- これです!みんなのストーリーを組み合わせます!
- (ストーリーのまとめをSlackにアップロード)

- 10/22
- たい:
- OK!
- 10/26
- たい:
- 3つの物語をつなげる方法を考えたのですが、皆さんのご意見を聞きたいです。:考え中:
- (プロット案をSlackにアップロード)
- キョキョ:
- 魚が跳んだというストーリーがありますが、そのわけは何でしょうか?
- たい:
- それとも、ゴミを食べる小魚が死んでしまうから、水に戻しても助けにならないから、ロジックがよくなるでしょうか?
- キョキョ:
- OK!
- 10/30
- さら:
- @たい ストーリー読みました!
- とてもいいと思います。
- いっちゃん、たいさん、キョキョさんのストーリーを1人の女の子の回想にしたんですね。
- ①川を綺麗にしているシーン
- ↓
- ②主人公の女の子がそうした理由が回想によって明かされる。
- ↓
- ③水保全団体の会員になる
- 前回のzoomでも話し合ったように、このストーリーの①が印象づけるための重要なシーンになると思います。
- また、②の回想は主人公の女の子の表情がポイントになると思います。なぜかというと、主人公の女の子が「川を綺麗にしようと思った理由」を回想シーンでわかるように表現しなければならないからです。難しい部分だと思います。
- なので、「主人公の表情の変化」は頑張って描けるといいですね。
- キョキョ:
- 水保全団体のマークは何でしょうか? 私たちで設計しますか?
- 10/31
- たい:
- この活動(ALL.jp)のワークをするのはどうですか?
- 11/3
- めい:
- 遅くなりました。
- @キョキョ 水保全団体は、世界中にたくさんあります。それは大きな規模のものから小さなものまで。その川、その地域ごとにもたくさんあると思います。実在しない団体として(ファンタジー、物語上の設定として)ロゴマークを考えてもいいと思います!
- @たい たしかに!それも、水を考える上での重要な手段で、私たちにとってすごく想像しやすい設定だと思います!
- 11/7
- めい:
- こんにちは!グループ1の皆さんお久しぶりです!お元気ですか?:
- いよいよ今週末は中間発表です!今決まっていることをまとめてみんなの前で発表します。スライド(PowerPointなど)を作る人と、発表する人を決めたいです。どなたかやってくれる人はいますか?
デザイン
- 11/9、メンバーのたいがSlackでキャラクターデザインの進展を尋ねた。
- キョキョが描いた主人公の子ども時代、学生時代、大人時代のデザインをSlackにアップロードした。
- メンバーがSlackで「かわいい!!」とリアクション。
- キョキョのキャラクターデザイン

脚本・せりふ
- 11/10、いっちゃんがせりふをSlackにアップロード。
中間発表
- 4日目(11/10)、伝えたいコトとメッセージアニメの計画を発表し、講師のアドバイスを受けた。
- オンラインとSlackでの話し合いを元に、大学生リーダーのめいが発表スライドを作成し、キョキョは原稿を考案した。
- キョキョとたいがプレゼンテーションした。
- <中間発表の採録>
- キョキョ: (スライドを見せながら説明)
- わたしたちはストーリーを決め、セリフと主人公のデザインを完成した。
- まず、グループのメンバー6人を紹介する。
- たい:
- このストーリーについてスピーチする。
- 最初の「アイデアノート」で、キョキョさん、いっちゃん、わたし(たい)は異なるストーリーを書いた。
- グループ全体として「3つの物語」が良いとなり、ストーリーを組み合わせることにした。
- わたしは2つの(ストーリーの)主人公は年齢が違う。同じ女の子(ひと)の「水」に関する人生のこと。
- キョキョ:
- あらすじ。
- ①川を綺麗にしているシーン。
- ②主人公の女の子がそうした理由が回想によって明かされる。
- ③水保全団体の会員になる。
- 第1部は主人公(女の子)の子ども時代。
- 主人公の名前はまだ決めていない。この説明では「A」さんとする。
- Aさんは岸に飛び出た魚を川に戻した。しかし、汚染された川に魚を戻すことが正しいのか?と考えた。
- 第2部は学生時代。
- Aさんは友だちと一緒に、簡単なフィルターをつくり、汚れた川の水を取ってフィルターでき綺麗にした。
- 第3部は大人の時代。
- Aさんは友だちと公園へ行き、ピクニックをした。川の捨てられたゴミが湖や海へ流れると、生物に影響を与えることが分かった。そこで、Aさんは友だちと一緒に川に捨てられたゴミを拾い、川を綺麗にした。
- 最終的にAさんは水保全団体の会員となり、水資源の保全に一役買っている。
- キョキョ:
- わたしは主人公の子ども時代、学生時代、大人時代のキャラクターをデザインした。
- キョキョ:
- いっちゃんがセリフを書く。
- <<中間発表に関する講師コメント(感想、アドバイス)>>
- はせ:(水に関するアドバイス)
- ストーリーがきちんと練られている。とても素晴らしい動画になりそうと、ワクワクした。
- 役割が決まっていて、すぐにでもできそうだ。
- 物語の構成で、とても深いことを言っていると思う。「汚染された川に魚を戻すことが本当に良いことだろうか、どうか」。魚を戻すのは良いことに思えるが、しかし汚れた川で本当に良いのか?という出発点がすごく魅力的なストーリー。
- その出発点から、学生時代にいろいろなことにチャレンジする。ここを描くのは少し難しいかも知れない。
- 水を綺麗にしている活動をどのように表現すれば、一番伝わるかを考えると、すっきりと3つの時代の構成が伝わると思う。
- とても素晴らしい。がんばってください。
- スー:(表現について)
- プレゼンテーションが分かりやすかった。
- 1つ目の感想は、デザインが綺麗。
- 2つ目はストーリーについて、最後に水保全団体の会員になるというのは本格的だが、見ているひとが「わたしも、こういうことならできるかも」と思うような、簡単なものでも良いのでは。水保全団体に入らなくても、主人公が水を守る行動をし続けるのを見せるのが大事。
- グループ1が見せたいのは、主人公が水を守る活動をずっと続けたということだろう。団体メンバーにならなくても、できることを見せても良いのではと思う。
- 事務局:
- 誰かがSlackに、水ろ過のフィルターとその実験を提案していた。水保全団体のメンバーにならなくても、主人公が仕事として水保全のような研究をするとか、生活の中で具体的な行動ができるかもと思う。
- 保全団体の会員だけが活動するのではないし、水を汚すのは観光客(他所から来たひと)だけでなく、そこに住んでいるひとも水を汚す。
- ストーリーに入れないとしても、広く考え、広い目で見てほしい。
- <<中間発表後のグループ話し合い>>
- 大学生リーダーがGoogle翻訳(日本語<=>中国語)を画面共有しながら、話し合った。

- めい:
- 講師のアドバイスで、主人公が最後に水保全団体に入らなくても、ほかに直ぐにできること、自分たちができることにとどり着くのでも良いと思った。
- 主人公が最終的に「川をきれいに守りたい」と、少女・学生・大人と続くから、続けたいと思う時に、水保全団体は少しハードルが高いかも?みんなの意見は?
- Slackで話したとき、このアニメをつくることも自分たちができることとあった。
- 地域の近所の川で3ヵ月に1回くらい活動する団体がある、とか。
- たいさんがSlackに書いた、アニメーテッドラーニングの活動を続ける、とか。
- はせ:
- アイデア出しのヒント。
- 主人公ひとりががんばるより、活動がみんなに広がるのは良いことと思うか?
- たくさんのひとに同じ活動をしてもらう、とか。ゴミを捨てないように、いろんなひとにお願いするというような視点が入ると面白いかも。
- キョキョ:
- 大人時代のストーリーは主人公と友だちを逆にしたらどうか?
- 主人公は水を守ることを訴えているから、友だちが川にゴミを捨てるとした方がいい。
- 友だちは、このことを切っ掛けとして主人公と一緒に川をきれいにする活動をする。
- めい:
- このストーリーで、主人公から友だちに広がる。
- はせ:
- 友だちが、なぜ自分の行動を変えようとしたかが、このアニメのメッセージにある。
- スー:
- 主人公と友だちがメインキャラクターになる
- 主人公、友だちのどちらか、あるいは両方が成長するだろうから、見ているひとはその成長で、自分も少し変わってみようという気持ちになってほしい。
- そうするために、主人公と友だち、あるいはどちらかが、どのように変わればいいか。
- 主人公や友だちが「水」への関心が低いひとの方が、見ているひとは「自分に近い」と思いやすい。
- だから友だちがアニメの中で成長すれば、見ているひとは「わたしも、なにかできるかも」と思うのでは。
- そのようなポイントで考えて、ストーリーを整理してみよう。
- 大学で、わたしは学習マンガの描き方を教えている。学習マンガでよくあるパターンは、主人公は素人(なにも知らないひと)、専門家がいて、さらに誘導役が入ることがある。
- 友だちがよくわからないひと、主人公が主導役として友だちを導くと良いかも。
- めい:
- 主人公が広めることで、アニメを見たひとに気持ち、考え方を変えてみようと少しでも思ってもらえるアニメにしたいと、グループみんな思っている。
- その先が水保全団体でなくても良いかも。なにがいい?
- 大人になった主人公に、なにをしてほしい?
- 自分たちに身近と思える活動とか。
- このワークショップで、「水」に興味を持ったと思うし、始まる前より「水」を知ったと思う。そんなみんなが、これからちょっとでもやってみたい、友だちに進めたいことがあれば、主人公に一番近いことでは?
- めい:
- 急に質問されても難しい?ゆっくり考えて。チャットでも良い。
- キョキョ:
- 主人公が目指すところは、川や海などの水資源をきれいにして環境を守ること。
- だから、水保全団体に入りると、やりやすくなる。
- めい:
- 日本語の問題かも知れないが、「水保全団体」というと、硬い、国や都道府県、行政とかが行う、大きな団体を思う。
- 地域に流れる川、小さい川に集まり、川の掃除をして、その後にバーベキューをするとかで良いと思う。
- 事務局:
- 水保全団体は、どのようなことをする団体と考えているのか?
- たい:
- わたしは川を掃除する団体と考える。
- いっちゃん:
- ほかのひとに環境保護を呼び掛けられると思う。
- たい:
- 主人公が水保全団体に加わることで、同じように守りたいひとを見つけられる。
- めい:
- 水保全団体と言ったら、日本語でも、多くのひとに水をきれいにすることを働きかける団体。
- 主人公ひとりががんばるより、多くのひと、アニメを見たひとが「川をきれいにしたい」と思ってほしいから、広める活動に入ってほしい。
- それなら、名前は「水保全団体」でも良いかな。
- あかあや:(チャットで)
- ほかのひとの水を汚すことを拒む。
- めい:
- なんとなく「水保全団体」と言っていたのでなく、みんなが行きつきたいところが同じなら、この名前で良いかな。
- はせ:
- 汚す相手が観光客とあるが、その代表が「友だち」となるなら、その友だちがなぜ気持ちを変わったか、なにをしたら考えを変えるかが重要になりそうだ。
- めい:
- ここで、どのように撮影するか、役割分担を考えたい。
- セリフを書いてくれたが、より伝わるように変えてもいいかも。
- セリフをどのように入れるか?
- キャラクターをどのように動かすか?
- アニメをつくるのはみんなでやりたい。シーンごとに分けて撮影する、とか。
- アニメ撮影でなく、編集だけやりたいというのも良い。
- たい:
- わたしは字幕をつくる。
- めい:
- 字幕を入れるのと、撮影したシーンのつなぎ合わせもできるか?
- たい:
- はい。みんなが撮影したアニメを、わたしに送って。
- 3つのアニメを組み合わせ、字幕を入れられる。
- めい:
- あかあやさんは、音楽を考えるから、音楽ができたら、たいさんに送って。
- めい:
- コマ撮りアプリ「StopMotionStudio」を使ったと思うが、アニメ撮影したいひと?
- 撮れるひといる?撮るのが苦手なひとは?
- キョキョ:
- 背景だけか?人物も描くのか?
- めい:
- 主人公の絵ができているから、その絵をコピー/プリントして、動かしながら撮影すれば良い。
- 新たに描いても良いし、粘土などで主人公をつくっても良い。
- あかあや:
- 絵を描くのは苦手。アニメ撮影できる。
- めい:
- キャラクターの絵をコピー/プリントして、(紙人形を)動かすのでいいか?
- あかあや:
- はい。
- いっちゃん:
- キョキョさんといっしょに絵を描く。
- めい:
- 子ども、学生、大人、まとめの4つのシーン。分担は?
- キョキョ:
- 大人時代をやりたい。
- めい:
- あかあやさんにはシーンの1つを撮影してもらう。
- 4つの内2つのシーンは、めいとさらさんが撮影する。
- あかあや:
- はじまりのシーンと子ども時代を撮影する。
- さら:
- 学生時代を撮影する。
- めい:
- まとめを撮影する。
- めい:
- セリフとストーリーは決まっている。
- キョキョさんといっちゃんが絵を描くから、「こういう表情」のキャラクターを描いてほしいとか、ふたりに伝えて。
- 背景は、撮影担当者が描く。
- キャラクターのセリフはどうする?撮影したひとがセリフを読んで、声を録音する?
- 主人公の役と友だちの役を分ける?
- キョキョ:
- 4人いるから、ひとり一役で良い。
- めい:
- あかあやさんは子ども時代。
- さらさんは学生時代。
- キョキョさんが大人時代の友だち。
- めいが大人時代の主人公。
- セリフを変えたいところがあれば、相談しながら変更してもよい。
- 声の録音データを、たいさんへ送る。
- めい:
- スケジュールを決めたい。ぎりぎりになると、編集のたいさんが大変になる。
- たい:
- 字幕は、セリフをコピーしてビデオに加える。
- めい:
- 土日が空いているか?
- 12月1日までに、アニメをたいさんに渡すのは?
- 今週中に、アニメ撮影するひとが、シーン計画をつくる。
- キョキョさんといっちゃんに、追加の絵を描いてもらう。
- たいさん:
- 編集に2週間あけてほしい。
- めい:
- あとはSlackで相談しよう。
- <<ワークショップ終了後のSlack交信(話し合いで決まったこと)>>
- めい:
- 講師に言われたことを踏まえて少し変えたいです!
- それができたらいよいよ動画作成に入れるように役割分担をしよう!
- 最終的にAさんが目指すところは?
- 水保全団体は少しハードルが高いかも?
- 地域の水の会でも、たいさんが言ったようにこのアニメの活動でも○
- 何かいい案はある?チャットに打ってもいいよ!
- Aさんは環境を守ることに行き着く
- みんなが水保全団体に入ることに行き着くのがいいと思っているみたいなので、このまま行こうといいと思います!
- 水保全団体という言い方を変える?
- 何をしたらBさんがAさんのような考え方になるかな?
- Aさん一人が頑張るより、みんなに広がっていくのもいい
- たくさんの人と一緒にできることも
- 大人時代のAさんBさんの立ち位置を変えて、Aさんが水をまもる活動を広げる
- 成長を見て、アニメを見た人は少し気持ちが変わってほしい
- 二人はどう成長すればアニメを見ている人に変わりたいと思ってもらえる?
- Bさんは水にあまり興味ない人の方が、共感しやすい。
- スーさんは学習漫画を教えています
- 主人公は何も知らない
- 専門家が登場(今回は出なくても可能)
- Aさんを導く
- この形も使えるかも
- たいさんは、字幕を入れるのと一緒に動画をつnげるなどの編集作業もできる?
- いっちゃん、たいさん、あかあやさんはアニメーション撮りたい?ミニアニメのコマドリ撮影アプリを使って。
- キャラクター担当の人が書いたキャラクターを、プリントして、アニメ担当の人が動かすでもいい?
- いっちゃんは、アニメに使う絵を描こう!
- 先ほど決まった役割でこれから動いていきましょう!
- カレンダー見てね。
- まずはアニメ担当のひとたちは、どんなキャラクターのイラストが必要なのか、キャラクター担当の子に伝えるために、どんな展開にして、どんな絵を描いてもらうか、今週中に書き出そう!
- @キョキョ @さら@あかあや@いっちゃん@たい
- みなさん!大事なことを決めるのを忘れていました。
- グループ名と、このアニメのタイトル、AさんBさんの名前です!!
- 誰かいい案はありますか?
- キョキョ:
- Aさんの名前、水と関係があるほうがいいと思います。
- めい:
- そうですね!日本人の名前の決め方は、漢字の意味や音などから決めることが多いです。国によっては憧れの人の名前からとるとか、別の決め方が多いようで日本は特殊みたい。
- どんな名前がいいかな。
- キョキョ:
- すみません、遅くなりました :うわーん: Aさんを洋子さんと呼んではどうですかキョキョ
- そして、Bさんを七海と呼びます!
制作スケジュール
- 大学生リーダー めいがスケジュールをSlackにアップした。


ストーリーボード
- アニメの設計-アイデアノートで整理したコトを視覚言語に置き換える。
- 11/17、大学生リーダー、めいがワークシート「カット表シート」を用いて、ラストシーンの展開を示した。
- Slackにアップした。
- @キョキョ@いっちゃん これを元に以下のイラストを描いて欲しいです!
- ・水保全団体のマーク
- ・水保全団体で活動する大人のAさん
- ・子供達に水保全を広めているAさん
- ・Aさんの後ろ姿
- Aさんは水保全団体のロゴマークのついたジャケットを着ていると、活動中とわかっていいかな、と思います!
- @キョキョ@いっちゃん これを元に以下のイラストを描いて欲しいです!
- このような簡単なカット割り表があった方が、ふたりがイラストを描くのにイメージしやすいかもしれないです!
- アニメ撮影担当の人は、2人に分かりやすく伝えてね!

- キョキョが子供時代のカット表シートをSlackにアップした。

- さらが学生時代のカット表シートをSlackにアップした。
- そして、学生時代のシーンですが、フィルターの部分はどんなものを想像してますか?と、質問を投げかけた。

- キョキョが大人時代のカット表シートをSlackにアップした。

背景画、水浄化フィルターの絵
- キョキョといっちゃんが背景画をSlackにアップし始めた。
- 12/11 キョキョ



- 12/13 キョキョ

- 12/16 キョキョが描いた第1部

- キョキョがSlackで第1部の登場人物の変更(父を姉へ変える)を提案した。
- また、「水浄化フィルター」の作画についてメンバーに助けを求めた。
- グループでは男の子がいないので、父を姉に変えました。
- すみません、わたしはフィルターの描き方がちょっとわかりません。
- たいさんはフィルターの写真がありますか。
- 12/18 キョキョが描いたまとめシーン

- 12/19 たい 水浄化フィルターの絵をSlackにアップロード

- 12/19 いっちゃんが描いた第3部

- 12/19 キョキョが描いた第2部

アニメーション撮影、録音、編集
- 12/11、定期試験や課題提出などでSlack更新がしばらく中断して再開。
- めい:
- 先にアフレコをしますか??後でもいいかなと思います。
- とりあえず、アニメを完成させることが最優先かなと思うので、みんなが挙げてくれたカット割りを元に、2枚目の写真のようにイラストを描いてほしいです。
- それをみんなプリントアウトしてストップモーションで撮ることで、離れていても、撮影する人が違っても皆同じテイストのイラストでアニメーションを撮ることができます。
- 編集の人の時間が少なくなってきているので、みんな頑張りましょう。
- キョキョ:
- アニメのキャラクターが話す時間を空けておくと思ったからです。この時間はみんながアフレコの時間をもとに決めていると思いますが..
- めい:
- どっちでも大丈夫ですよー!ただ、イラストを描くのが時間がかかると思うので、優先してやって欲しいです。
- この後、作画が進行、19日に絵が出そろう。Slack返信がないメンバーもいたが、メンバーで問題解消。
- 12/21、キョキョ、あかあや、たい、めいがセリフを録音してSlackにデータをアップロード。
- なお、子供時代の登場人物が、途中で主人公の父から姉へ変更したため、父(変声アプリを使った男性の声)を姉(女性)に直して再録音をした。
- 12/21、さら、めい、あかあや、たい、キョキョが担当シーンの撮影をしてSlackにデータをアップロード。
- 12/22、あかあやが音楽を加えた。プレゼンテーション直前、たいが編集完成、Slackにデータをアップロード。
- 12/22、さらが発表スライドを作成した。
- メンバーの技能や環境の違いで、小さなトラブルが発生。
- 12/20
- キョキョ:
- 直接このシーンを編集できませんか。印刷したら、色は違ってしまう恐れがあると思いますが…
- あかあや:
- 直接このシーンを編集したら、印刷よりもっと便利で、効果も高いと思います。
- 12/21
- たい:
- 遅くても日曜日の朝9時までにやりましょう。そうでなければ字幕を付ける時間がありません…
- さら:
- 皆さん、ストップモーションでアニメーションを作りましたが、動かせる部分が少ないので、もしかするとコマ撮りよりも、イラストを切り替えて作った方がいいのかもしれません。
- 子供時代のアニメーションを作ってくれている@あかあや、どっちの方がやりやすいですか?それとももう完成していますか?完成していたら、ここに送信してください。
- @キョキョ @たい @いっちゃん @めい はどう思いますか?私の撮り方があまり良くないので見づらいかもしれません。意見があれば教えてください。
- また、足りないシーンのイラストがあれば私が描くので早めに言ってください。
- めい:
- この感じでいいと思います!!!
- 12/22
- あかあや:
- 私は印刷機がありません。
- めい:
- @あかあや コンビニとか家の近くにないですか??日本では家の近くのコンビニで印刷することが可能です!
- あかあや:
- 中国では一般的にコンビニは印刷機がありません
- めい:
- わお!そうしたら、データで直接コマドリでもいいですよ!それか真似して絵を描くか、撮影するより難しいかもしれません、、
- あかあや:
- 作ってみます。
- メッセージアニメのタイトルの話し合いは最終日に進んだ。
- 12/22
- さら:
- アニメのタイトルはどうしますか?
- キョキョ:
- アニメは洋子さんと水のストーリーですから、タイトルはこの二つ要素を含めばいいと思います。
- さら:
- たしかにそれがいいですね。なにかタイトル案はありますか?
- キョキョ:
- わたし、タイトルをとるのが苦手ですが、ほかのメンバーは何か案がありますか?
- めい:
- 洋のかなた冒険隊とかどうでしょう!!!(GPT頼み)
- あかあや:
- GPT 偉い
- めい:
- タイトル、洋子のしずく、どうでしょう!!
ファイナルプレゼンテーション-5日目(12/22)
プレゼンテーション
- グループ名:洋(ひろし)のかなた冒険隊
- アニメのタイトル:洋子(ようこ)のしずく
- <<アニメ上映>>
- <<プレゼンテーション>>
- キョキョ:
- メンバーと役割を紹介する。
- いっちゃん:脚本、キャラクターと背景のデザイン
- たい:物語つくり、編集
- あかあや:音楽、アニメ撮影、音入れ
- キョキョ:主人公と背景のデザイン、アニメ撮影、音入れ
- めい:グループリーダー、アニメ撮影
- さら:グループリーダー、アニメ撮影
- ストーリーは、主人公の洋子が水に関心を持つきっかけとなる記憶をたどる。
- 最初は子ども時代、姉と散歩する途中で1匹の小魚が岸に上がってしまったのを見つけて川に戻そうとしたが、過去の観光客に汚染された側の水に気づく。
- 学生時代、友人とキャンプに行ったときに汚染された水をろ過するためのフィルターを作った。
- 大人時代、ピクニックで友人がゴミを川に捨てようとしたときに、ウミガメが被害を受けている例を取り上げ、その過ちを改めさせた。また、一緒にゴミ拾いをそいて川をきれいにした。
- これらの経験から洋子は「水」に関心を持ち、最終的に水保全団体に入ることになった。
- メインテーマは3つある。
- ・洋子の経験が最終的に環境を守ることにつながるということ。
- ・洋子だけでなく、洋子の行いによって、周りのひとも水に対する関心を持ったり、保全につながる行動を意識するようになるということ。
- ・アニメーションを見たひとも、洋子の成長と共に水に対する興味を持ってほしい。
- キャラクターデザインは、わたし(キョキョ)が主人公の洋子を担当した。
- さら:
- ストーリーボートは、それぞれ担当のシーンをカット表シートに書き込んだ。
- 背景のイラストは、キョキョさんといっちゃんが担当した。
- 水のろ過フィルターのイラストは、たいさんがデザインした。

対話鑑賞-リーダーがメンバーに質問しながら、伝えたいコト、がんばったところなどを紹介
- めい:
- キョキョさん、このアニメで一番伝えたかったコトはなにか?
- キョキョ:
- 多くの川が汚染されている現実を表現して、水資源の保全への協力を呼び掛けたかった。
- このアニメは、水について考えたことのないひと、無意識に水を汚しているひとに見せたい。
- めい:
- いっちゃん、アニメ制作で一番たいへんだったことは?
- いっちゃん:
- 絵を描くのが難しかった。
- これまであまり電子機器で絵を描いたことがなく、上手ではなかったが、どのように使うかわかった。
- めい:
- 編集を担当した、たいさん、伝えたいコトを伝えるのにがんばったことは?
- たい:
- 一番大変だったのは、字幕を音に合わせるのに、1フレーム1フレーム調整する必要があったことだ。
- もし(もっと時間があり)編集を続けられるなら、3段階ではっきり表現できるようにしたいと思う。
- めい:
- 音楽を担当した、あかあやさん、工夫したところは?
- あかあや:
- アフレコのとき、音声(声)に工夫した。わたしの声は枯れるから、子どものような声を作るのに努力した。
メッセージアニメ講師講評-5日目(12/22)
- さとー:
- ストーリーを聞いたときに、とても面白いと思っていた。どういう風にアニメにするのかと思っていたら、とても上手にアニメーションになっていた。
- 背景の絵がきれいで、しっかり描かれている。
- 3つのパートがあり、1番目のパートがとても訴える力があった。
- 丘にはねあがった小魚を水に返して正しいのか?という問いかけが素晴らしい。
- 洋子の成長にしたがって別のエピソードになるのが良い。
- もう少し工夫してほしかったのは、3つのパートすべてが主人公、洋子の成長過程だとわかるともっと良かった。
- また、3つのエピソードの切れ目がわかり難かった。
- 全体的にはとても良くできていた。
- のんき:
- ストーリーについては、さとーさんと同じ感想。
- 表現は、時間の制限があり、細かいアニメはせずに、1枚の絵で紙芝居のように展開を表現していた。
- 1枚の絵を何回か撮り、少し揺らしたり、絵の大きさを変えて遠ざかるところを表現したり、工夫されているのがとても良かった。
- 少女時代の水のろ過が、かなり具体的に描かれたのもとても興味深かった。
- 友だちに注意して、気づかせるところは、とても大事だと思った。
Padlet投稿(参観者、講師、大学生リーダーなど)-5日目(12/22)
- キャラクターの人生を通しての成長で、とても物語のスケールが大きいアニメーションだったと思いました。
- 背景がとてもきれいで、色々なカットがうまく繋がっている所もすごいと思いました。魚を、汚染された水に返してもいいのだろうか?という疑問や、他人への働きかけの様子が具体的に描かれていて、観客を考えさせるアニメだと思いました。
- メンバーへの質問が、それぞれのアニメとのかかわりを浮かび上がらせる、素敵な質問だったと思います。そして、もっと手を加えられるならやりたいことも、すでに分かっていて、素晴らしいと思いました。
- 主人公が「洋子」という名前なのが、生まれながらの彼女の運命も感じさせ大変味わい深く、良かったです。
- 保水団体に入ったあとの洋子さんの学びや葛藤の様子もいつかアニメで見てみたいな〜と思いました。
- 「ちょっとだけなら、わたしだけならそこにゴミを捨てても大丈夫。・・・そうではないんだよ。」ということを教えてくれるお話でした。
- 汚れた環境を見て「これではいけない」ということに気づいた時、自分から改善のための行動ができる人間でありたいと思いました。
- 川や海にゴミを捨ててしまう人を、どう説得するか
- 洋子さんが、皆に水の清潔さを伝える重要な役割につくストーリーがよく判りました。
- 水は偏在性に富んだ資源。川の水が利用できる国は、まだ比較的豊かな国だと思いますが、豊か過ぎるとその恵みに気づきにくいという特徴があります。
- 課題を感じている人だけではなく、もっといろんな人たちの心を動かすためには、どうすればよいでしょうね?
- みなさん、協力して作ったのだなということが、よくわかりました!
- 背景がきれいですし、水の絵の表現がとてもおもしろいなと思いました。
- 見る人に問いかけるアニメーション
- キャラクターの成長を通して水に対しての考え方を改めるストーリー。
- なぜゴミを捨ててはいけないのか説明したり、見る人の視点を広げるアニメーションになっていると思います。
- アニメーションの中で3つの時間軸を操作しているところがすごいなと思いました。
- 難しいことに挑戦している姿勢も素晴らしいです。
メンバーと大学生リーダーのふりかえり-5日目(12/22)
- <表現に関する講師講評>
- スー:
- キャラクターと背景の作画のクオリティが高く、全体の完成度を高めたと思う。
- 最初シーンの絵を見た瞬間から「おぉ~」と思った。
- 背景はデジタルで描いたかも知れないが、手描く感があり、温かい印象を受けた。カラーの選択も良い。
- 日本のマンガでもアニメでも良く使うが、キャラクターがズームアップして自分に近づいてくるような演出や遠くに行く演出があり、見ているひとはほかのことを考えられなくなる。
- ひとが距離を縮めたり、遠ざかりなが動くと作品に入っていける。ほかのことを考えさせず作品に引き込む良い効果がある。このアニメで、意図して使ったのはないだろうが、結果的に効果があった。
- <グループのふりかえり>
- メッセージアニメに対し、「水」に関する講師コメント
- はせ:
- 川の保全や水浄化フィルターの話しは、これまでもやってきた。川の水を(浄水として)飲んでいる地域はフィルターを使っている。「緩速ろ過」という(水質浄化の)方法を執っている。川の水は流れが速いため、水を溜めてゴミを落として(沈殿させて)、きれいな上澄みを使う方法は普及している。
- 緩速ろ過について(東京都水道局)
- https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/31.html
- グループ1のアニメで思ったことは、これはお金を持っている地域の活動ということ。汚い水をそのまま飲む/飲まねばならない地域もある。
- また「ゴミを捨てるひと」をどのように説得するかは、現実問題として悩ましい課題だ。問題意識が強いひとたちは集まって活動するものの、そのひとたちだけとなり、その活動をいろいろなひとへ広めるかは専門家も悩むところだ。
- 川の保全や水浄化フィルターの話しは、これまでもやってきた。川の水を(浄水として)飲んでいる地域はフィルターを使っている。「緩速ろ過」という(水質浄化の)方法を執っている。川の水は流れが速いため、水を溜めてゴミを落として(沈殿させて)、きれいな上澄みを使う方法は普及している。
- はせ:
- アニメをつくり終えて、もっとやりたかったことがあるか、全員に聞きたい。
- かな:
- 大学生リーダーとして、どこまで手伝えばよいか悩んだ。
- 武漢の高校生がメインでつくってほしい気持ちがある一方、わたしたちもサポートしたい気持ちもあった。
- 制作の前半は、イラストをキョキョさんとたいさんが描いてくれて、サポートできなかった。
- キャラクターの表現の幅が足りなかったかなと思う。個人的には、主人公の洋子が持つ「水」に関する関心を、アニメーションらしく表情の動きなどで表現できたらと思っていた。
- スー:
- あかあやさん、アニメをつくるのに、もっとやりたかったこと、次は違うようにしたいところはあるか?
- アニメはすべて良かったと思うか?
- あかあや:(うなずく)
- はせ:
- たいさんは、つくってみてどうだったか?
- たい:
- 編集で、アプリが壊れて、できないことがあった。アプリ良くなったら、アニメに加えたいことがある。
- めい:
- アプリが壊れて、自分のやりたいことができなかったから、また編集したいということか?
- たい:
- はい。
- 事務局:
- 翻訳アプリを使っていいよ。
- スー:
- ことばで話したことを文章にして、翻訳ツールを使い、Zoomのチャットに書き込んだらいいかも。
- はせ:
- いっちゃん、アニメつくってみて、どうだったか?
- いっちゃん:
- わたしは、このアニメをいいと思う。
- キョキョ:
- 初めてアニメをつくった。メンバーと一緒に討論したり、アニメをつくったのは、とても面白い経験だった。
- このイベントを通して、水について多くの知識を知り、とても勉強になった。
- 今回のイベントでは、わたしといっちゃんは絵を描く担当だったが、わたしたちは電子機器を使って絵を描くのが苦手だったから遅れてしまい、とても申し訳ない。
- スー:
- 苦手という割りには、(絵が)上手過ぎた、上手過ぎた。
- (キョキョ笑う)
- めい:
- 最初の予定から大分遅れた。Zoomで話すより、Slack(でのやり取り)は難しい。
- メンバーもリーダーもそれぞれに試験などで忙しくて、最後のみんなのがんばりが凄かった。
- 昨日の夜でも、さらさんとチャットで「大丈夫かな?」と言っていたが、最後にみんなががんばってくれて、形になって良かった。
- リーダーがどの程度、手を入れたらいいか(悩む部分は)あったが、最終的に自分たちのことば、自分たちのアニメーションができた。
- あかあやさんが音楽をつくってくれた。
- 最終的に、みんなの力を合わせてアニメにできたのがよかった。
- もうちょっと時間があれば、みんながやりたいことができたかもと思う。
- スー:
- 短い時間でちゃんとつくれた経験が嬉しいし、遣り甲斐がある。
- しかし次にやるときに、「前は3日でできたから大丈夫」と、自己ベストだけを覚えていたらいけないと、わたしは反省している。
- さら:
- はせさんのコメントを聞いて、日本と中国のメンバーしかいなかったから、日本と中国の水問題に目が行き勝ちだったが、ほかの国、世界的な視点も持って、水問題を深く考えられなかったのが残念かも。
- はせ:
- 今まで、みんなは「水」を意識していなかったと思う。これはスタートラインと思う。
- この先、日本、中国、アメリカなど水が豊かな地域でも気候変動や大規模な地震などのため、普段使える水と考えていたが、「水」が使えなくなったときに自分だちはどのように生活するのだろう?と、防災、生命をつなぐための水をどうしたらよいかという視点で考えると、「自分事」として、なにを知っておきべきかと勉強できるのではないか。
- これを切っ掛けに、自分が住んでいるところはどうか、水道が使えなくなったら生活をどうするか?知ったり、勉強すれば、ワークショップ前後で意識は変わったと思う。
- さら:
- 参加して意識が変わった。
- スー:
- いつもと違う目線で、ほかのところに目を向けるステップが難しい。一度目を受けてしまえば、「ほかはどうだろう?」と自然につながると思う。
- さら:
- 未来を考えることがなかった。いままでの文化や環境には目を向けていたが、防災という意味で将来の姿を想像するのも大事だ。
- スー:
- キョキョさん、日本の水はわかったと思うが、次に興味ある国はどこ?
- キョキョ:
- 日本は水を回している。日本は水とつながっている。日本も中国も、水資源を保つことが必要と思う。
- スー:
- 日本と中国以外で、どの国の水を知りたいか?
- キョキョ:
- アメリカ。
- スー:
- なんでアメリカ?
- キョキョ:
- アメリカも先進国で、水とつながっている問題も厳しいと思うからアメリカの水資源の知識を学びたい。
- スー:
- ほかのメンバーで、この国の水を知りたいというのはあるか?
- たい:
- SF小説を読むのが好き。わたしの想像だが、水がない、水が厳しい資源になったら、ひとは水の為に戦争やケンカをする。
- そのとき、わたしたちは平和の為に水資源の・・・少し待って・・・水資源を分解する、いい方法を、もっと公平な方法を成功することが必要。
- スー:
- 地球レベルの大きな話しになった。
- はせ:
- それができたら戦争がない。戦争は、自分が持っておらず、相手が持っているものを欲しがるから起こる。
- 月に行ったら、水がない。大勢のひとが月に行ったら、ここでどのように水をつくるかと、対等な立場で話しができるかも。
- スー:
- なんでそういう環境にならないと話し合いができないのだろう(笑)。
- はせ:
- いっちゃん、このアニメを切っ掛けに行ってみたい国はあるか?
- いっちゃん:
- わたしが日本に行ったとき、日本の水の保護はとてもきれいだった。
- 中国は水資源の保護をもっと重視すべきと思う。
- はる:
- 中国の西北部は砂漠化が進んでいたが、近年砂漠化対策で成功し、緑と水が戻っていると最近テレビで観た。
- 砂漠化には、人間だけでなく、牛などの放牧が増え過ぎて緑を食べ尽くした。
- 別の視点から、人間だけでなく、動物なども考えられると思う。
- みんなは調べたことがあるか?
- さら:
- 砂漠化対策は初めて知った。
- はる:
- 砂に草を生やすのが大変。
- はせ:
- 土がないと植物が生えない。水を保持できない。
- その環境だから適応できる生物もいるから、すべて同じにすると、地域らしさが消えてしまう。難しいところだ。
- はる:
- 中国というと、工業地帯が汚れているというイメージだけ残っても困る。
- (砂漠化対策のような)取り組みがあることも紹介するといいだろう。
終了後アンケート回答
- <グループのメンバーに伝えたいこと>
- みんなは優しくて、親切な人です!ワークショップはとても楽しかったです!ありがとうございます♪。
- あかあやさんのダビングはかわいいです!
- キョキョさんが設計した洋子さんはかっこいいです!
- いっちゃんが描いた画面はきれいです!
- <グループのリーダーに伝えたいこと>
- リーダーたちはまじめで、優しい人です!たくさんのプロセスを手伝ってくれました!ありがとうございます♪
- めいさんとさらさんはワークショップの内容をまとめて、撮影のことを役に立ちます。どうもありがとうございます❣
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