- アニメーテッドラーニングでは学習者が「伝えたいコト」を物語にし、視覚言語のアニメーションに置き換えます。
- 課題の文字情報を絵、アニメに置き換えるために、課題からキーワードを3つくらい選び、それらを骨子にしながらアニメで伝えたいコトを物語展開できるように整理します。この工程を「ブレスト(ブレインストーミング)」と呼びます。
- アニメーテッドラーニングは仲間と話し合いながらアニメ制作をするグループワークを前提としています。個人ワークならば、学習者それぞれが自問自答しながらワークシートに記入するようにしてください。
- カスタマイズ:学習者の学齢や経験、課題によっては、考えをまとめやすくワークシートをカスタマイズしてください。
- ブレスト話し合いでアニメで「伝えたいコト」を整理しますが、「だれに伝えたいか」つまり「対象=伝えたい相手、アニメを見せたい相手」を考えることも大切です。
- ブレストでキーワード出し、プロット(あらすじ)を考えて課題を物語化したら、文字情報を絵、そしてアニメに置き換えていきます。その工程でも、対象(伝えたい相手)に「伝えたいコトが伝わる表現になっているか」を確認しながら進めましょう。アニメ制作に慣れてきたら、対象に合った「伝え方、表現の仕方」の技術を高めていくように指導しましょう。
本ガイダンスは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼと文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究で作成されました。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、著作権保持者の許可なくこのガイダンスのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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