「水」について考え、アニメで、アイデアを伝えよう!
2024年9月~12月、5日間オンライン開催・参加無料
- 9/29(日)、10/6(日)、10/20(日)、11/10(日)ーワーク
- 12/22(日)-発表会
- さまざまな地域の高校生と日本語学習者が参加。
- アニメ/映像/マンガや水の専門家、大学生といっしょに「水」を深掘り、話し合って、アニメでアイデアを伝えよう!
- 本ワークショップは4回目となります。
- このサイトのむずかしい日本語がわからないひとは…
- 「やさしい日本語」にかえるツールを使ってください>> https://tsutaeru.cloud/translation/try.html
- 英語のサイトはこちら/Website in English>>
- 「水」はわたしたちの生存に不可欠で、地域/地球規模の問題や争いごとの原因にもなります。
- このワークショップでは、高校生、グループリーダーの大学生、講師たちが「水」を自分事(じぶんごと、自分に関係の深いこと)として考え、水循環(みずのじゅんかん)や社会的課題へのアイデア(提案など)を話し合い、世界に通じる表現のアニメや自分が得意な表現で表し、発信します。
- 水資源の枯渇や豪雨洪水、その背景にある環境問題、産業と消費社会、国内・国際間の格差、あるいは身の回りの水(上下水道、河川湖沼、海)やわたしたちの水利用など・・・持続可能な開発目標SDGs(人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標)の17の目標でもさまざまに関連しているのが「水」です。
開催概要
- ワークのスケジュール:
- 1日目:9月29日(日)
- 2日目:10月6日(日)
- 3日目:10月20日(日)
- 4日目:11月10日(日)
- 5日目:【発表会(はっぴょうかい)】:12月22日(日)
- ワーク日とワーク日の間もオンラインでグループワークや個人で制作などがあります。
- ワークの時間:
- 日本時間 午後5時~(GMT 午前8時~)
- 1回のワークは2時間~3時間です。
- 参加費:無料
- 募集人数:40名/事前申込制(もうしこみをしてください)、応募が多いときは書類とインタビューで選考します。
- グループでも参加できます(1グループ4名程度)。
- 個人で参加するひとは混成グループになります(日本語学習者と日本語ネイティブが同じグループでワークします)。
- 原則5日間すべて参加してください。
- 対象(参加できるひと):
- ・日本在住の高校生または15歳~18歳のひと(国籍、ルーツを問いません)
- ・外国に住んでいる日本語学習者(中学生から大学生くらいまで)
- このほかのひとでも参加を希望するなら、事務局へメールできいてください>>
- 日本語の能力:
- 日本語学習者は日本語でのやりとりができること(めやすは、日本語能力試験JLPTN3以上の会話力です)。
- わからないことは、事務局へメールできいてください>>
- 主催:一般社団法人 アニメーテッドラーニングらぼ
- 助成:令和6年度子どもゆめ基金 子ども体験活動「アニメで、アイデアを伝える-高校生と日本語学習者のアニメーテッドラーニング 2024」(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
- 協力:
- ・アニメーテッドラーニングにわくわくしている日本語教師グループ(「AWN」)
ワークショップ(WS)の内容
申込したら | ・運営チームとオンラインでインタビュー(30分くらい)。 得意なこと、学びたいこと、アニメで伝えたいことなどを聞きます。 ワークショップの内容や進め方を説明します。 |
宿題 | ・「ワンページャー」の作成 「水」に関する2つの質問の答えを1ページにまとめて、 イラストや写真などで書く。ワーク1日目に発表する。 ★ 2023年ワークショップのワンページャー>> |
9月29日 1日目 | ・オリエンテーション:ワークショップのやり方 ・「ワンページャー」を発表する。 ・ミニワーク:コマ撮りアプリで小さいモノを動かす。 ・グループワーク:身のまわりや世界で気になる「水」を話し合う。 |
10月6日 2日目 | ・ミニワーク(コマ撮り)のアニメを見る。※1回目欠席者も発表。 ・グループワーク:伝えたい「水」のメッセージを話し合う。 ・グループの中間発表:グループで伝えたいコト。 ・レクチャー:①いろいろな映像表現、②1分間の映像で伝えられるコト。 ・グループワーク:メッセージを決める(「アイデアノート」にまとめる)。 |
10月20日 3日目 | ・オリエンテーション:役割分担(かかりをきめる)とスケジュールの管理。 ・グループワーク:アイデアノートから、プロット(あらすじ)を決める。 ・グループの中間発表:プロット。 ・レクチャー:アニメの設計「ストーリーボード」の作り方。 ・グループワーク:ストーリーボードをつくる、キャラクターや設定を話し合う。 |
11月10日 4日目 | ・中間発表:ストーリーボードの発表と講師のアドバイス。 ・グループワーク:ストーリーボード等の修正。 ・グループワーク:制作に必要なモノやコト、スケジュールと担当者を決める。 |
発表会までに | ・グループや個人で、メッセージアニメの撮影、編集をする。 ・発表会の段取り(発表のやり方)を決めて、発表スライドをつくる。 |
12月22日 5日目 最終発表 | ・グループ発表、講師講評。 ・グループのふりかえり ・クロージング |
- ワークとワークの間もオンラインでグループの相談、個人で制作があります。
- 内容は変更になることがあります。
グループでもオンライン交流
- 参加者は自己紹介、予習と復習、制作したもの(アニメやワークシート)のアップロード、グループの交流がおこなえます。
- ワーク日とワーク日の間にグループで活動する時に、講師は質問に答えたり、アドバイスをします。
- ※チームコミュニケーションのアプリを使います。
グループで完成させるモノ(成果物)
- 次の条件で、メッセージアニメを完成させて、2024年12月22日に発表します。
- (1) アニメで、「伝えたいコト」(アイデア、メッセージ)を表現する。
- (2)アニメで用いる言語は日本語とする。アニメ、オノマトペ、漫符(マンガ記号)、ピクトグラムなど、いろいろな表現も用いる。
- (3)テーマ:水(治水、利水、環境、その他の社会的課題、など)。
- ・身近な「水」、地球規模の「水」。
- ・「水」から派生するいろいろな課題と解決のアイデアなどを掘り下げる。
- グループで作成する次の成果物とメッセージアニメはアニメーテッドラーニングらぼのウェブサイト「みんなのアイデア、みんなのアニメ」で発表します。
- ・グループの話し合いの記録、アイデアノート
- ・4画面物語(かんたんなストーリーボード)、キャラクター等のデザイン
- ・ストーリーボード
- ・ひとりひとりの「ワンページャー」(イラストなどで、身近な「水」や「水」の課題を1ページの紙で説明する)
- グループが独自にメッセージアニメの発表や発信する方法をいろいろ考えてみましょう!
準備するもの
- ひとりひとり準備してください
- 準備するもの
- ●スマホ/タブレット/カメラ付きパソコンのいずれか1台以上
- ●インターネット接続
- ●アニメ制作に必要な道具や材料
- ●教材のダウンロードとプリントアウト
- アプリ ワークショップ前に、次のソフトウェアをダウンロードしてインストールしてください。
- ●ウェブ会議サービスZoom(無料版があります) >>Zoom
- ●チームコミュニケーションツールSlack(スラック)
- ●コマ撮りアプリStop Motion Studio(ストップモーションスタジオ)。AndroidとiOSは無料版でワークできます。
講師(先生)、ファシリテーター、メンター
- 講師&ファシリテーター、アニメーション制作、物語づくりの専門家
- 文化学園大学造形学部 准教授 荒井 知恵(Chie ARAI)氏
- 手描きアニメーター、イラストレーター。アニメーションプロダクションに勤務後、2002年よりフリーランス。仕事の傍ら、フリップブック(ぱらぱらマンガ)、絵本、映像等を気ままに製作、発表を続ける。フリップブックへの愛がグループ展の企画に発展。2006年より現在まで、主に東京都内にて不定期に開催。日本アニメーション協会(JAA)会員。文化学園大学勤務。
- アニメーテッドラーニング共同研究者。
- ニックネーム:のんきさん
- 講師&ファシリテーター、映像教育・制作の専門家
- 日本大学芸術学部映画学科ほか、非常勤講師 佐藤 博昭(Hiroaki SATO)氏
- 1962年生まれ。ビデオアート、ドキュメンタリーの制作をおこなう。
- 最新作はブルースマン・コージー大内のドキュメンタリー映画『ブルースんどれい』(2021年、111分)で、現在全国のライブハウスで公開中。
- また、講師として各地で教員・高校生向けの映像制作ワークショップなどを行う。1995年から2005年は農業情報チャンネルを通じて、地域ビデオリポーター養成を行う。
- 「映像制作は、楽器をマスターするようなこと」を信条に、個人制作のビデオ表現を支援している。
- 2000年からは東京ビデオフェスティバルの審査委員を務め、現在はNPO法人「市民がつくるTVF」理事。
- ニックネーム:さとーさん
- 講師&ファシリテーター、マンガ研究者、制作/表現論の専門家
- 京都精華大学マンガ学部 特任講師 ユー スギョン(Sookyung YOO)氏
- 1986年、韓国生まれ。韓国アニメーション高校を卒業した後、2004年渡日。京都精華大学・大学院でストーリーマンガを専攻し、2014年同大学院で芸術学博士号取得。現在は、京都精華大学マンガ学部特任講師。京都精華大学国際マンガ研究センター研究員、同大学アジア・アフリカ現代文化研究センター所属。
- 物心ついた頃から作文や絵を描くことに興味があり、二つのことが同時に出来るマンガ家を目指すことになった。その後、マンガ研究にも目を向け、描き手、そして外国人としての視点を生かしつつマンガの視覚表現について研究している。
- 京都国際マンガミュージアムの「アフリカマンガ展」(2023年10月26日~2024年2月18日)の企画運営に携わる。
- ニックネーム:スーさん
- 講師&ファシリテーター、「水」と「石」の専門家
- 八千代エンジニヤリング株式会社 事業統括本部 国内事業部 地質・地盤部 プロフェッショナル・地質技術者 長谷川 怜思(Satoshi HASEGAWA)氏
- 小学校からの石好きが高じて、新潟大学・大学院にて地質学を学び、2003年に現職に就く。
- 公共性の高いインフラ整備や暮らしやすく快適なまちづくり、多様な生物が生息できる自然ゆたかな環境を保全する際、建設コンサルタントの地質技術者として、国・地方自治体・施工業者に対する技術支援や、アドバイザーとして調査・計画・設計をおこなっている。
- ニックネーム:はせさん(石オタク)
- 講師&ファシリテーター、水から考える日本と世界
- 水ジャーナリスト。アクアスフィア・水教育研究所代表 橋本 淳司(Junji HASHIMOTO)氏
- 水問題やその解決方法を調査し、情報発信を行う。また、学校、自治体、企業などと連携し、水をテーマにした探究的な学びを行う。社会課題の解決に貢献した書き手として「Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2019」受賞。
- 現在、武蔵野大学客員教授、東京財団政策研究所「未来の水ビジョン」プログラム研究主幹、NPO法人地域水道支援センター理事。
- 著書に『水辺のワンダー〜世界を歩いて未来を考えた』(文研出版)、『水道民営化で水はどうなる』(岩波書店)、『67億人の水』(日本経済新聞出版社)、『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)、『100年後の水を守る〜水ジャーナリストの20年』(文研出版)などがある。
- ニックネーム:じゅんさん
- 講師&ファシリテーター、世界の水・衛生問題の専門家
- 松尾 枝梨乃(Erino MATSUO)氏
- 高校時代に訪れたケニアでのボランティア活動がきっかけで、水の大切さに気付き、そこから水問題に興味を持つ。大学では水ろ過、大学院では地下水流動(ちかすいりゅうどう)の勉強をし、その後、建設コンサルタントとして2年間、国内の地下水調査の現場に携わり、大学生の頃から活動に関わってきたウォーターエイドジャパンで活躍。今年、海外協力隊としてルワンダに派遣予定。
- 大学・大学院で2回マラウイに行ったことから、大のマラウイ好き。
- ニックネーム:えりさん
- 多文化コミュニケーションのプログラムアドバイザー
- 公益財団法人国際文化フォーラム シニア・プログラム・オフィサー 長江 春子(Haruko NAGAE)氏
- 日本と中国のダブル。大学での専攻を生かし日本青年海外協力隊(JOCV)の日本語教師隊員を経験したあと、現在の勤務先において近隣諸国の初中等教育における日本語教育と日本の中高校における多様な外国語教育の推進、そして互いの言語と文化を学ぶ日本と近隣諸国の青少年の相互交流プロジェクトに長年携わる。
- 近年では、日本国内外の高校生を対象とする「芸術×多文化」オンライン交流プロジェクトや、日本国内の多様な言語的・文化的バックグラウンドを持つ高校生たちが芸術表現活動を通して多文化共生のマインドを育む「パフォーマンス合宿」の企画・運営をおこなっている。
- 2022年4月より一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 社員。
- ニックネーム:はるちゃん
- 総合ファシリテーター
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 理事 浪越 徳子(Noriko NAMIKOSHI)
- 印刷会社、翻訳会社に勤務した後、経済産業省の次世代情報処理研究開発プロジェクトに従事し、2001年より一般財団法人デジタルコンテンツ協会。
- 現在は、日本のコンテンツ産業の国際展開、VR/AR/AI等コンテンツ関連技術で海外展開を目指す企業の支援プログラムなどを担当。
- 2019年2月より一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ理事。アニメーションをコミュニケーションツールとして活用することに魅力を感じて活動中。
- ニックネーム:なみさん
- プロデューサー
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ 代表理事 伊藤 裕美(Hiromi ITO)
- 外資系企業広報を経て1999年独立。アニメーション上映・配給・権利管理と共に、カナダやデンマークのパートナーと若手クリエイターの国際活動を支援。2018年にアニメーテッドラーニングらぼを設立し、アニメーションを学習とコミュニケーションのツールに活用する「アニメーテッドラーニング」の普及に取り組む。現職、オフィスアッシュ(オフィスH) 代表。
- オフィスH 誠信の交わり―HNews http://officeh.blog.jp/
- ニックネーム:ひとさん
グループリーダー
- このワークショップでは大学生リーダーとして、みんなのワークをサポートします。いっしょに話し合い、メッセージをアニメにしてみよう。
- グループリーダーはこれまでのワークショップに参加した大学生、旅するムサビプロジェクト(武蔵野美術大学)の学生です。
- めいさん 武蔵野美術大学
- さらさん 武蔵野美術大学
- かなさん 武蔵野美術大学
- グループリーダーはこれまでのワークショップに参加した大学生、旅するムサビプロジェクト(武蔵野美術大学)の学生です。
- さらに、一昨年の参加高校生が大学生リーダーとして戻ってきてくれました!
- ゆうかさん 慶應義塾大学
- さらに、一昨年の参加高校生が大学生リーダーとして戻ってきてくれました!
撮影、写真・映像等の使用について
- 一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼ(以下、当団体)では広報等に使用する目的で、活動中にスタッフが写真撮影をおこなうとともに、ウェブ会議サービスアプリで録画をおこないます。上記の写真や映像、および参加者が活動中に制作した著作物(アニメとワークシート)と参加者氏名(イニシャル表記)を、報告書や刊行物、インターネット(ソーシャルメディアサービスを含む)等に掲載、あるいは本団体主催のイベント、学会等で発表することがあります。
- この活動は子どもゆめ基金の助成を受けており、活動の様子がわかる写真を提出することとなっております。子どもゆめ基金への報告用に提出した個人情報(写真等)は、「(独)国立青少年教育振興機構が保有する個人情報の適切な管理に関する規定」に基づき、子どもゆめ基金助成業務以外の目的には使用されません。
お問い合わせとお申し込み
- お問い合わせはメールでお願いします。担当:ひとさん/伊藤(ITO)。
- メールの表題(タイトル)は「高校生と日本語学習者ワークショップ2024」としてください。質問は日本語か英語でお願いします。
- info@alljp.org
参加申込フォーム
- 《2024年7月20日から募集を開始します。定員になり次第締め切ります》
- Google Formをつかえないひと こちらのフォーム(Excel)に書き、メールで送ってください>>
- メールアドレス:info@alljp.org / メールタイトル:高校生WS2024
- 本ワークショップの内容は予告なく変更することがあります。あらかじめご了承ください。
令和6年度子どもゆめ基金 子ども体験活動 助成活動「アニメで、アイデアを伝える-高校生と日本語学習者のアニメーテッドラーニング 2024」(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)
本ワークショップは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼが企画運営いたします。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、弊法人の許可なくこのページのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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