- アニメーテッドラーニングのカット表はストーリーボード(絵コンテ)の簡易版です。
- ストーリーボードと同じく、カットの流れを書き出して、アニメの設計図となります。
- アニメーテッドラーニングでは、学習者がアニメで伝えたいコトをブレスト話し合いのキーワード出しとプロット(あらすじ)で整理し、4画面物語で文字の情報を「絵」に置き換えます。カット表は、4画面物語の各場面を「連続した絵」(カットの流れ)に展開して、伝えたいコトを「動き」へ置き換える記録メモとなります。
- カット表の左側の連続したマス(カット)には、アニメにしたいキャラクターなどの表情や動きを絵で描き、セリフの吹き出し、背景があれば描きます。右側のメモには、台本のト書きのように表情や動きの変化や注意点、挿入するセリフやナレーション、あるいはサウンドや音楽などを書き、アニメの設計図とします。
- 画像等を借用する時は出典等もメモ書きします。
- 各カットは詳しく描き込む必要はなく、カットの流れを書き出すことが重要です。登場させるキャラクターやオブジェクト、背景の特徴を最初に記し、変化があればそれを書き込みます。
- カット表のマス(カット)の連続を見ることで、完成したアニメがイメージできるように心がけましょう。
本ガイダンスは、アニメーテッドラーニングの日本における普及促進を目的とし、一般社団法人アニメーテッドラーニングらぼと文化学園大学 文化・住環境学研究所との共同研究で作成されました。アニメーテッドラーニングの普及促進やその実践のためならば、著作権保持者の許可なくこのガイダンスのコピーや転載ができます。その際は出典(本サイトURL等)と下記のコピーライトを明記してください。
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